鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

降伏文書調印の日

2018-09-02 14:59:01 | 思いつくまま

  

              (午前8時10分頃)

 きょうもきのうとほとんど同じような天気となっています。きのうよりは雨の量は少ないかな。気温はほとんど一緒。最高気温も23度台です。きのうは23.2度です。

     

 

           (ピンボケです)

 1945年昭和20年のきょう戦艦ミズーリ艦上で降伏文書の調印式が行われました。日本は8月15日が戦争終結日と認識していますが、国際的にはやはり正式に降伏文書に対して調印した日が正しい戦争終結日となるのでしょうね。 その意味でも日本として、日本人としては8月15日と9月2日はきちんと記憶しておく必要があると思います。

     

 

 そのためということはないのですが、今大評判の戦争漫画をこの前買ってきました。今出ている単行本としては全部でしょうか。 『ペリリュー・楽園のゲルニカ』(PELELIU)です。第1巻から第5巻まで買って読みました。

  

 

  

 著者は武田一義さんです。「ヤングアニマル」に2016年4月から連載されています。購入して読むきっかけとなったのは、新聞広告に載ったこと、手もとには8月6日と8月15日の新聞広告の切り抜きがあります。

 『祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか。「戦争が日常にあった時代、若者が見た真実の記録』 (8月6日の広告から)

そして先週朝日新聞の読書欄で紹介されたことも大きいですね。横尾忠則さんが書評を書いているのですが、その本は「ペリリュー・楽園のゲルニカ」ではなく、「玉砕の島 ペリリュー ・生還兵34人の証言」(著者:平塚柾緒さん)です。

   

 何あろう、この平塚さんはマンガの方の著作者武田さんの”原案協力”者となっているのです。

 【第1巻】 ①  表表紙

  裏表紙

       帯です。

 まさに「今こそ、子どもから大人まで、いや世界中の人々に読んで貰いたいマンガだ。」

 

 【第2巻】 ②  表表紙

   裏表紙

           帯です。 

 

 【第3巻】 ③  表表紙

     裏表紙

           帯です。

 

 【第4巻】 ④  表表紙

     裏表紙  

             帯  

 「 なのに『奇跡』を望みながら頁をめくってしまう。 」 さすが作家です。

 【第5巻】 ⑤  表表紙

      裏表紙

               帯   

  

 第3巻の終わりの場面です。 『飢えとは恐ろしいな  鍛えあげた身体が内側から崩れてゆく』・・・具体的には、健在者も栄養不足と疲労により、身体は主に目・口・陰茎・肛門などの粘膜部に病変がみられ、まぶたの腫れから膿が出て止まらなかったり、口の中ができものでびっしりで、ずっと血の味がしてたり、自然に歯が抜け落ちたりの症状です。

 そして作者はこう叫びます。 『死というものは 実に汚らしく おぞましく 無残な悪臭を放つーーー』 その次に、帯にある 『ならば 言葉だけは美しくーーー』と続きます。


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