鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

東京五輪の問題点とか

2018-09-04 13:36:42 | お知らせ

      

 台風21号は徳島県に上陸して猛威を振るっているようです。今後台風はどのような進路をたどるのか、どれだけ雨を降らし風を吹き付けるのか心配になります。

 きょうは午前9時頃に河原へ行ったのですが、今までとの大きな違いがあります。それはとっても蒸し暑いことです。久し振りの真夏を思わせるかのような暑さであり、熱さでした。盛夏を感じさせてくれたのです。

          

 これはこのまま行ってくれれば、広瀬川の減水もいい感じとなり、川底の石に苔もつくかもしれない、苔が着いてくれればもしかして鮎が釣れるかも、釣れないまでも鮎が戻ってくるかもしれないなんてついつい思ってしまったのです。愚かな者です。

 

 今現在の広瀬川は水量こそちょっと多いものの、透き通りつつあり、とってもいい感じの流れとなっているのです。後は川底の石の苔だけです。2,3日このままの天気で行ってくれれば、もしかして・・・・・、なんて思ってしまうのですねえ。

      

 でも、台風です。21号です。みちのくに、とくに日本海側には雨を降らせることでしょうね。水量が減るどころか逆に増えたりするかもしれませんし、濁りもきつくなる可能性は高いです。儚い希望の通りには天候は推移しないだろうと思います。

  

 10時30分頃河原の散歩から戻ってきた我が妻が言うには、完全武装(=アユ釣りの正装)して川に降りて行った釣り人がいたよ、と。やはりいるのですね、いたのですね、私のようなニンゲンが。多分居ても立ってもいられなかったのでしょうね。分かります、その気持ち。

      

 結果はどうかは分かりません(多分釣れなかったでしょうが)が、川に入って、竿を出せただけで満足という気持ちかなあなんて勝手に思ったりして。いやもしかして何匹かは掛ってたりして・・・・・。 いくらでもどちらにでも想像はできます。

 

 外が一気に雲ってきました。蒸し暑さを感じたのは午前中の11時頃までで、その後はまたいつものように涼しい空気が入ってくるようになりました。午前中、Gパンに長竿でシャツ姿でしたが、半袖シャツ半ズボンに着替えたりしたのです。気が早かったでしたか。

      

 

 (ここからが本題です)(再開)

 前にも少し書いたことがありますが、個人的に「月刊 日本」という保守系の雑誌を毎月楽しみにして購入し読んでいます。いろんな角度から物事を見ていくということは必要なことで、保守系ではあってもまっとうな傾聴に値する雑誌です。HANADA とか WILL 何かを読むよりはるかにためになりますし、日本の将来のためにももっともっとこの雑誌が読まれることを願っています。

   

 9月号の特集は、特集①が「これでいいんのか、自民党」、特集②は「これでも東京五輪を開催するのか」、特集③は「ヘイトスピーチと断固闘う」となっていますが、きょうは特集②の東京五輪の問題点についてみていきたいと思います。長い引用ですみません。

      

 作家の「本間 龍」という人が、「ボランティアを殺す気か」といささか物騒な表題で問題提起しています。全国紙5紙が全く触れていないようなことを知ることができます。

       

  『問題は、組織委の予算が不透明なことです。まず組織委がいくら持っているのかわからない。・・・・。次に、組織委は何にいくら使っているか分からない。・・・。最後に、JOCと電通が組織委の予算としていくら集めたのか分からない。・・・。私の試算では、協賛金の総額は最低でも4200億円以上に上っていると見られます。』

             

  『ところが、JOCは公益財団法人であることを理由に資金の詳細を明らかにする義務はないと主張し、組織委も企業との守秘義務契約を理由にスポンサー料の説明を拒否しています。組織委の財布は「ブラックボックス」であり、そのカネは「ブラックマネー」になっている』

                

 『大手5紙は全てスポンサーになっています。・・・。大手新聞社とその子会社であるテレビ局の報道姿勢は「五輪万歳」になっています。・・・。組織委はボランティアを搾取しようとしています。・・。一方、スポンサーになっていない中日新聞(東京新聞)は東京五輪の問題点をガンガン指摘しています。だから本来ならば、メディアはスポンサーになるべきではなかったのです。・・・。東京五輪の報道は、戦前の戦争報道にそっくりです。大手メディアは積極的に国策を支持し、大本営発表を喧伝しながら、国民を鼓舞している』

           

  『東京五輪でいちばん儲かる企業は電通です。一般的にスポンサー契約の仲介手数料は契約金の20%ですから、すでに電通は840億円以上も利益を出している計算になります。・・・。五輪は「巨大商業イベント」と化していますが、広告代理店はその仕組みの中に組み込まれています。事実、招致から開催に至るまで東京五輪は電通なくして成り立ちません。だから、東京五輪を批判することは電通を批判することになります。電通タブー・イコール・五輪タブーになっているわけですよ。ここに、メディアが五輪を批判しない最大の理由がある』

                

  『東京五輪全体では14~15万人のボランティアを動員することになるはずです。しかし、五輪ボランティアは無償です。東京五輪ではスポンサーから4000億円以上のカネを集めておきながら、10万人以上ものボランティアをタダで使おうとしてるということです。11万人を日給1万円で10日間雇っても、110億円にすぎません。・・・。何より東京五輪の実態は、「巨大商業イベント」にすぎず、公共性も非営利性もないのだから、ボランティアが無償である必然性は全くない。・・・。要するに、五輪ボランティアの実態は、美辞麗句で善意の人々を騙してタダ働きさせる「感動詐欺」「やりがい詐欺」だということです。

                 

  『(ボランティアの)交通費、宿泊費は自己負担です。いいですか、真夏の炎天下で10万人以上のボランティアが5~10日間も1日8時間以上も活動したら、必ず熱中症で倒れる人が続出します。・・・。最大の問題は、組織委は東京五輪では熱中症の危険性が高いと認識していることです。・・・。それでも組織委はボランティアにこだわり、アルバイトにしようとしない。その最大の理由は、アルバイトとして雇用契約を結ぶと、重症者や死者が出た場合に法的な責任が発生するからだと思います。

  『(ボランティアの)主な対象者は大学生です。・・・。文科省とスポーツ庁は今年、全国の大学と高等専門学校に対して五輪ボランティアに参加した学生に単位を与えること、五輪の開催時期と重ならないよう試験日をズラすことなどを求める通達を出しています。・・・。組織委は今年3月、五輪ボランティアに「中学生・高校生枠」を新設すると発表しています。・・・。児童・生徒たちは学校単位で動員され、授業の一環として半強制的にボランティアに参加させられることになる。』

  『これは規模から言って「国家騒動委員」です。そして仮に東京五輪で10万人以上の国民を動員することができた場合、それは国家総動員の成功例として今後の国策に悪用される危険性があると思います。』

 

以上のような内容により、『東京五輪は返上すべき』ですが、返上しないのなら『国民の手で潰すべき』と主張しています。

皆さんはどう考えますか?

 

 


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