いやあきょうも朝から気温も高く、蒸し暑くなっています。午後1時には気温も26.5度となっています。きのうよりも高いです。 このような天気がもう少し早く実現していてくれたらよかったのに、なんて嘆いてもはじまりません。所詮詮無いことです。
朝の河原行のとき、先に彼岸花が見つかった付近を探してみました。刈られても何とか面影が残っているのではないかと思ったのですが、見つかりました。これはまだ生まれたばかりだったのかお蔭で切られずに済んだようです。
まあこれで河原の散歩の楽しみが増えました。大輪の花を咲かせてほしいものです。
きのうの広瀬川での鮎釣りです。活けておいた養殖アユ4匹はやはり恐れていた通り、狭い中に4匹は多すぎました。8日(土)に購入してハナカンを通し、背バリも打って使った養殖オトリ鮎です。
きのうは13日(木)ですから6日間も閉じ込められていたことになります。暴れたのでしょうね、鼻先が白く潰れていました。4匹のうち1匹は死亡、3匹は生きていましたが、うち2匹は身体が全体に白くなって元気の度合いも弱かった、使えそうなのは1匹だけでした。
全ての鮎は鼻の周りと背バリを使った付近が白くふやけて(化膿)いました。申し訳ない感じです。 一応何とか使えるかなと2匹を選別して、1匹は放流、どこで竿を出すか、思案した挙句、牛越橋下流よりも、近くの澱橋上流の美術館下の岩盤の瀬から溝になっているところにしました。
こういうところにも年齢を感じさせられるようになってきました。最初は多分これが最後の広瀬川での鮎釣りとなるであろうから、牛越橋から澱橋まで釣り下って来ようかなと思ってはいたのです。
でも実際にオトリとなる養殖アユを見たらなんか無理なような気がしたこともあって近場を選びました。 そうそう竿は、シモツケのブラックバージョンの#2を折ってしまったので、ことし最初にして最後の竿、シマノのスペシャル豪腕”尺鮎”H2.9 90-95ZVを選びました。
8日の釣り友のように27センチクラスが掛からないとも限りません。不測の事態にも対応できるようにしました。この竿は平成15年に勝っています。もう15年前ですね、早い、古くなってしまった感じですが、まだまだ新品に近いと思っています。大事に使ってきましたから。
入ったのは上の写真のところです。水中糸は0.4号のナイロンです。背バリを打ってなんとか潜ってもらいました。
下は下流の様子です。もちろん誰も釣り人はいません。
時に午後2時5分です。祈るような気持ちでオトリ鮎を岩盤近くの深いところに持って行って泳がせました。 掛らないだろうなあという気持ちと、もしかして掛るかもしれないという気持ちが拮抗していました。
そしたら、2時6分頃です。オトリを入れてほぼすぐです。ゴツという感じで当たりが伝わってきてさおが大きく曲がりました。ゴツンとかガツンとかガガーンとかいう当たりではなかったです。 でも嬉しかった、掛かったのですから、少しもハヤかもとは思いませんでした。
川底から浮かせて、左岸側へ寄せて慎重に抜きました。そんなには大きくはなかったですが、22センチ前後でしょうか。きれいなメス鮎です。握ってみてすぐに抱卵していることが分かりました。
第一投目から掛かるなんて、何て嬉しいことでしょう。これはもしかしたら終盤の入れ掛かりかもという気持ちと、始めだけ掛ってあとはまったく反応なしになるかというネガティブな気持ちが入り混じります。
結果は後者でした。その後はまったくもってウンともスンとも言いませんでした。この付近の必殺の場所を丁寧に泳がせたのですが、全く反応なし。折角オトリ鮎が代わったというのに、・・・・。しかもメス鮎なのに、・・・・。
その後が例によっていつもの澱橋上流の瀬に入りましたが、掛かりません。反応がありません。約1時間半粘りましたが、遂に鮎運は我に味方せず、諦めました、納竿です。養殖アユも掛けたメスの鮎も放流しました。産卵して来年少しでも多くの鮎が遡上してくれますようにとの願いの下に放流しました。
いくらメス鮎でも抱卵していると動きが鈍くなり、野鮎が居ても追いが見られないのでしょうかね。
最後の記念撮影?です。
あとの楽しみは、この分流にサケがどのくらい遡上してくれるかですね。