鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

あの日から8年3か月

2019-06-11 16:34:22 | 思いつくまま

  

 きょうも気温が低いまま一日が終わろうとしています。きょうの最高気温は18.5度とかで、きのうよりも低いです。きのうは19.9度でした。だけど、気分的にはきょうよりもきのうの方が寒かった、涼しかったような気がします。

 

 きょうもついでと言ってはなんですが、もともと決めてはいないからいつでもいいのですが、今月3回目の朝の見守りに立ちました。厚着をして。ところがさすが子どもたちというべきか、私が殊の外寒がりのためなのか、結構子どもたちは半袖半ズボン等の子どもがいましたね。親が服を着せなかったのかなんても思いましたが、本人たちに聞くと特に寒くはないという返事で、そんなものかなあと半分?納得でした。

 

 何回も書いていますが、小学校から中学校にかけての子どもたちの成長の早いこと早いこと!!あの子どもがもうこんなに大きくなったのか!この時期の人間の成長はすごい、すばらしい、驚異的ですらあります。考えてみればそういう経験ができる、感動をさせてもらえるということは“ありがたい”ことだと思います。

 

 学生時代に教職単位をとっておけばよかったなあと、いくら後悔しても始まりませんが、子どもたちと一緒に勉強し、健やかな心身の成長を見守っていくという仕事は最高の仕事ではないかと今頃になって思っていますが、もうどうしようもないですね。

 

 あの時我慢して教育原理や教育心理の単位をとっておけば、その後の展開は少しは変わったかなあなんて今頃思うということ自体、もう死期が近い、この世の三途の川を渡りつつあるなんていうことかなあ、自分でも何を書きたいのかはっきりしない、文章にならない文章となっています。めちゃくちゃですね。もっと前はもっとましな文章を書けたような気がします。

  

 

 きょうも午前中地震がありました。震源は宮城県沖でマグニチュードは4.4とか。宮城県北部で震度3を記録したとかテレビで言っていました。

 

 私はテレビで放送する前から気が付いていました。10時21分頃ですか、パソコンに向かっているときに、軽い地鳴りというか、地響きのようなものが遠くからやってくる感じになり、これは地震だな、揺れるなと身構えていたら案の定カタカタカタと揺れ始めました。

 

 でも長くは続かなかったし、揺れも大きくならなかったのでほっとしました。その時は自宅に一人だけでした。2階にいましたので、家屋倒壊という最悪の場合でも2階なら潰されることはないだろうと高をくくっていました。でも本当にそういう覚悟ができているのかと問われればそんなカッコいいことは言えません。

 

 

 

 あの日以来8年3ヶ月になりますが、大きくはないとはいえ地震自体は結構あります。地震の心配は、地元よりも関東地方の方にあります。絶対に関東地方は結構大きな地震が頻発してると直感します。嫌なことですが。警戒してください。

 あの年は生まれて初めての巨大な地震を経験したわけですが、その時の恐怖は忘れられるものではありませんが、もう一つ初めての経験として〝地震酔い“ともいうべき症状でしたね。

 地震が発生していなくても、地面が揺れてはいなくても体が常に揺れている感じなのです。もともと私は三半規管が敏感なのか、車酔いには子どもの時から悩まされました。バスはもちろん、市電でも酔いました。小学校の遠足は楽しいどころではなかったです。何回も吐いたり、吐かなくてももうグロッキー状態で、ほとんど辛い思い出しか残っていません。

 でも地震酔いという状態は他の人たちも経験していたことで、それだけ時間を問わず、地面は揺れ続けたということでしょうね。何しろ家の中にいても、歩いてても体が頭が前後左右に揺れる感じが常に付きまとうなんてそうそう経験できることではないでしょう。もう経験したくもありません。

 

 古くなりましたが、4月30日の新聞記事です。

        断層の大規模滑り、プレート「摩擦熱」が原因 東日本大震災で阪大チーム

 

 東日本大震災(2011年)でプレート(岩板)境界の断層が大規模に滑り、巨大津波となった原因を特定したと、大阪大の研究チームが29日、発表した。地震発生時、プレート同士の摩擦で500度以上の熱が生じ、内部の水が膨張した結果、隙間(すきま)を押し広げる力が働いて滑りやすくなったという。南海トラフ地震や内陸地震などで、津波の大きさや地震の特徴の予測を可能にする成果と言える。

 論文が同日、英電子版科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。

 大震災では、日本海溝付近の浅い場所が50~80メートル滑り、海底が隆起して巨大津波を引き起こした。それまで、浅い場所は滑りにくいと考えられ、大規模に滑った原因を探るため海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」が12年、断層の岩石を採取した。

 広野哲朗・大阪大准教授(地震断層学)らの研究チームはこの岩石を分析し、境界付近の圧力や温度、透水率などの条件でどのように断層が動いたり壊れたりするかを解析した。大規模滑りの原因としては、断層に含まれる滑りやすい粘土が原因との見方もあったが、摩擦熱による水の膨張がなければ大規模滑りは起こらなかったと判明した。

      

 現在、大地震の発生確率や揺れの大きさは、文献に残された歴史地震の記述などから推定している。今回の成果で、断層の性質を調べれば、津波や揺れの大きさなどを事前に評価できる可能性があることが分かり、減災への貢献が期待される。

 広野准教授は「平成は大地震による被害が多かったが、地震研究は後手後手に回っていた。令和の時代には地震研究がさらに進み、減災に貢献できるようにしたい」と話している。【根本毅】

 


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