全国的に冷え込みが厳しく、日本海側は積雪も驚くべき数字を示しています。去年が暖冬だったので、その分も含めて冬らしい冬にしてやろうという天の配剤のなせる業でしょうか。いやはや、参ってしまいます。
今日の最低気温は午前7時6分記録の マイナス(△)7.6度 です。△7.6度は本当に久しぶりのことのようです。7時6分の△7.6度、7と6ですね、偶然の一致?でしょうが。
その後気温は上がりました。日差しも出てきました。外は明るくまぶしくなっています。その結果、午後1時では△0.2度、2時は0.3度とプラスとなっています。日中は断然きのうの方が寒かったです。
寒いと言えば、日本の政治の世界はまさに寒々となっていますね。コロナ禍で非常事態宣言が1都3県になされ、2月7日までの1か月間いろいろな活動が制限されます。それをみて大阪とかも混ぜてくれと言っているようです。
非常事態宣言を発出するときの首相の記者会見を見ましたか。まあ、相変わらず話に熱意が感じられない。言葉に力が感じられない。つまりは国民に訴える力が伝わってこないということです。
いかにも雪深い秋田出身というイメージ通りに発言している、意識して淡々と平たんにしゃべろうとしているのかと深読みしたくなるくらいです。なんでもっと大きな身振り手振り交えて、国民に訴えようとしないのか、いまさらできないのかもしれません。
そう思わないと納得できません。メモは用意するのはまあ致し方ないとしても、なんでもっとカメラを見て、つまりは国民を意識して、直接訴えかけるのだというくらいの熱気、気概が出てこないのか、それで政治家か?不思議です。
(凍結しています。)
しかも、例によって会見は50分間、出席者も限定し、再質問は受け付けないというやり方だったようです。当然今までのようにあらかじめ質問項目を出させているのでしょうね。なんでこの際だからと覚悟を決めて再質問でも何でも受け入れて、丁々発止とやり合おうと思わないのか。
言葉を使って理解してもらう、言葉を使って訴えかける、ということができないということは、やはり政治家としては失格ではないかと思わざるを得ません。表舞台に立つような人間ではなく、陰でトップを支える、トップに逆らうものを徹底的に取り締まるという特高なり憲兵なりの仕事こそ向いている輩ということでしょう。
棚ぼたのような形で総理大臣になったことが本人にとって不幸なことだったのかもしれませんし、ひいては国民にとっても大いなる不幸そのものです。こんな輩で世界の煮ても焼いても食えないような、したたかなリーダーを相手に交渉していくなんて不可能なことです。
でも、まあ日本の保守反動層にとっては、宗主国アメリカのいうことを率直に聞き、従うでしょうから、適任ということになるのかもしれません。ますます宗主国につき従い、おべんちゃらを言い、率先して露払いを行うのにはふさわしいかも、国民には絶対に本当のことを知らせることなく。
そうそう、昨夜報道ステーションにも出ていましたね。ちょっとびっくりしました。日本テレビやフジテレビならすぐに納得なのですが、なんでテレビ朝日なのか。一番うるさい局から叩いていこうと思っての行動なのか。
これだって実際にテレビに出るまでの間の曲と官邸とのやり取りは大変だったでしょうね。あらかじめ誰が何を聞くかは決められているのでしょうし、途中で脱線しないように局側としては細心の注意を払って放映していたことと推察いたします。
昨夜だって残念ながら、話に情熱は全く感じられませんでした。
睨んでいるのかなあ~