今5月19日木曜日午後1時35分過ぎです。そとはやや曇り空で、川風が時折り入ってきます。明るくは感じても眩しさは感じません。ということで、きょうは最初から正午の観天望気です。
天気:快晴(曇り)、雲量:1割以下(9割以上)、気温:21.8度(21.1度)、湿度:47(44)%、風速:5(5)m/s、不快指数:65(64)となっています。( )内はきのうの数値。天気と雲量以外はほぼそっくりですね。
今年第1回目の河原の除草は速いスピードで進行しています。人海戦術というか、人出を集中投下してやっていますね。だからはやい、はやい、あっという間に除草されてしまっています。でも、草たちは負けませんよ。
刈り取られれば刈り取られるほど次は逞しく生えてきます。今朝の感じではこんなに刈ってもも大丈夫?と思うくらい地面からすれすれで刈っていますが、一時的に蝶々とかの昆虫類は困るでしょうね。
カナヘビもちゃんと逃げているかな。この前の大きなアオダイショーはもっと水面に近いところにいるでしょうから大丈夫でしょう。ここまで大きく成長したのであればもっと大きくたくましく成長してほしいです。
ところで、今ワイドショーをにぎわしている山口県は阿武町の、大金の誤送金問題です。田口とかいう24歳の男が逮捕されました。逮捕容疑が「電子計算機使用詐欺」容疑と言います。聞いたことがない容疑です。今の刑法にはこういう犯罪もあるのですね。私が知っている刑法は昭和40年代前半のものですから。
(分流上流域の魚の群れです。)
でも、考えてみればこの男も気の毒ではないですか。決して同情するわけではないですが、まさか4千万以上の大金が自分の口座に振り込まれるなんて誰も考えないでしょうし、普通考えられません。
(この魚、鮎に見えませんか・・・・・!?)
なまじ大金が入金されたばっかりにその後の人生がすっかり狂ってしまったことになります。ある意味制度の被害者と言えないこともないのでは?誰だって大金が振り込まれたらびっくり仰天しますよね。以前は億円単位のお金が振り込まれたことがありました。
まあ、そんなことがあれば普通は何かの間違いだ、ということで振込先に問い合わせて返還とかすることになるのでしょうが、田口はそうはしなかった。そこで人生は大きく狂ってしまった。
(常に群れているのです。もっと独立して生計を立てろ!と言いたくなります。)
時の人になっただけで、それだけで満足しておけばよかったものを欲が出てしまった。ニンゲンのもろさがもろに出てしまいました。だれだって少しは何とかしてこの大金が自分のものにならないか考えることでしょうね。
そこで思うのですが、悪いのは田口だけでしょうか。阿武町の担当者が一番悪い! チェック体制が全くなっていなかった。次に振り込み担当の銀行も、銀行の担当も悪いのではないでしょうか。なんかおかしい振り込みとなっていると感じ町に問い合わせるか、または銀行内部で話し合うとかできなかったのでしょうかね。
今高齢者を狙った振り込め詐欺が横行していますが、これには銀行の協力体制がときに被害を防いでいます。今の銀行はただ単に言われたとおりに振り込むだけではすまない、もっと社会性も求められているご時世ではないですか。
(水量が少ないのでもう今はほぼ分流から逃れられません。)
今日の朝日新聞の川柳に『誤送金しないでおれも弱いから』(千葉県・原さん)というのがありました。うまいこと読むなあと感心しきりです。