鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

でました、やりました、27.5センチ!

2022-09-02 14:34:36 | 広瀬川

 

今日の天気はきのうとちょっと似ているかな。ということで、きょう正午の観天望気です。 天気:曇り、雲量:9割以上、気温:27.2度、湿度:61%、風速:2,不快指数:76 となっています。

 

昨夜は書きかけたかのようなブログで失礼しました。あらためてきのう午前中の広瀬川での大鮎釣りをご紹介させていただきます。

  

いるんですね、数は少ないですけど。確かに大きい鮎はいます。まだ生き残っています。ただ、いる場所がもう定まっているからそこにあたるかどうか、また時間帯も食餌行為時かどうかが大きく左右するのでしょうね。

  

まあ、私の場合はたまたまかなりうまくいっている?ということだけかなと思います。何といっても、鮎ルアーですね。今年ほどこのルアーが心強い味方になってくれるなんて思いもよりませんでした。

  

みなさんもいざというときの強い味方鮎ルアーを忍ばせておいてください。とはいっても、すべてのルアーが有効ということはないでしょうがね。その川、時期によって、また場所によってどれがいいのか決まってくるのでしょうか。

  

午前中川に入りましたが(本当は午後からにしたかったけど、雨が降るという予報のため午前にしました)、最初は全く掛からず、掛かりそうもなかったです。

  

もう鮎ルアーの魔力もお仕舞か、と残念な気持ちと今までよくやってくれたという感謝の気持ちが入り混じった心境でした。それで、いつもとは違う行動をとることにして、いままで行っていない澱橋直下の瀬でやってみることにしました。

  

これが成功し、何とか23か24センチのアユを確保しまして、それをもって再度朝方は入った場所へUターンです。何としても前回みたいに大鮎で大鮎を掛けたい、友釣りで巨鮎を掛け、引き抜きたいという願望があります。

           (確保した鮎)

  

午前11時すぎ頃かな、毎度毎度のところの上流の瀬から改めておとりを沈めての友釣り、これが最後かもしれないので何とかして掛かってくれないかと心で願いながら竿を出します。おとり鮎はとっても元気で、よく泳いでくれます。期待できます。

  

そうしたら、強烈な当たりがあったわけではないのですが、なんかゴツンというかごそっという感触が伝わり、その後目印の動きがおかしいのです。これはもしかして、もしかしたかなと喜びつつ竿を立てたところ、いよいよスタートです、鮎との駆け引きが。

ニンゲンは少しでも水量のすくない左岸側へ導きたいのですが、敵は(鮎は)少しでも本流の方へ、強い瀬の方へ逃げ込もうと必死です。このニンゲンとアユとの駆け引き、やり取りがたまらないのです、これぞ THE AYU Fishing です。

左岸に寄ってきたなあと喜ぶと、体を曲げて反転しようともがく鮎。強いです、引きが。竿を立てたり、寝かせたりしていなしながら、かつ少しずつ下りながらにニンゲンさまの体勢を立て直そうとします。

よし、この分なら何とか抜けるかもと思っても、そう思うとものすごい力で急瀬の方に潜り込もうとします。アユも必死なのが見えます。その姿かたちから何とかして逃げようとするのが分かります。

お互いに対立しながらも、お互いの気持ちは通じ合っていたのかもなんて勝手に人間に都合にいいように考えたりして、いい加減なものです。 

何とかして7.5メートルのリバースラウンダーで引き抜きたい、それができることを証明したいという強い気持ちで、掛かり鮎が浅瀬に寄ってくると左手にたもをもって竿に添えて抜こうとするのですが、おとり鮎は水面に顔を出すが掛かり鮎は水中のまま。

そうこう悪戦苦闘しているとまたそのうち急流の方へ持っていかれる。引き寄せ、引き戻り、これを何回、何分くらい繰り返したでしょうか。もうこれ以上釣り下るともう抜きたくても抜けないという下限ギリギリ近くにまでやってきました。

           

そこで、浅い方にアユが寄ってきたときに、一気に竿を突き上げました。そしたらなんとか水面ギリギリを2匹のアユが飛んできました。そして無事キャッチ。いや、正確には掛かり鮎はたもの中で、おとり鮎はたもの外でした。よかったあー、これが逆だったらショックでたもの枠外に飛んで行ってしまったでしょう。

  

数分間にわたって繰り広げられましたニンゲンとアユとの格闘、死闘も人間の勝利で一件落着しました。いやあやりました!前回は大鮎で大鮎を釣りましたが、この時は引き寄せで取り込みましたが、今回は(無理やり)引き抜きました。

  

             

実測したら27.5センチです。近年ないくらいの大きさです。27.5センチというと、20年くらいも前になるかなあ、同じ広瀬川で掛けたことがあります。このときは初秋の普通の友釣りで、まさかこんなにデカいのが掛かるとは思いませんでした。

  

             

だから写真を撮って、額に入れておいたのですが、大震災でか額を外したままどこかに行ってしまったようです。2回目の27.5センチでした。こうなるともうひと踏ん張り、28センチ、28.5センチを目指したくなります。何と欲張りなことか!!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする