
4月22日月曜日です。きょうからまた一週間が始まります。4月も下旬です。それなのに、朝から曇り空で天気がぱっとしません。冴えない一週間の始まりとなっています。


気温は朝から高く、午前6時には13.2℃、9時では17.5℃まで上がりました。きのうの9時は14.2℃でした。でも、その後の気温の上昇が上昇ではなくなり、正午の気温は17.2℃でした(きのうは21.1℃)。まあ、それでも平年よりは高いようですが、これからどう推移するのか。


その冴えないのは天気のせいばかりではなく、きょうは小学校が振替休日で、そのため私が毎月曜日に楽しみにしている朝の見守り活動ができなかったこともあるのかなあとふと思いました。先週の土曜日に今年度初めての授業参観があり(その後はお決まりのPTAの集まりですね)、そのせいできょうが振替休日となりました。


代わりにあしたの朝、朝の見守りに立とうかなと思っています。毎週一回は子どもたちと会いたいし、あいさつを交わしたいし、新一年生の登校の様子もみてみたいですし。新一年生にとっては今週は入学後第3週目となります。


きょうの朝日新聞の”声”欄に載っていました。栃木県に住む80歳の奥さんの投稿で、見出しは「ランドセルに6年付き添った夫」です。ご本人は2年前に亡くなっています。『「6年たつとランドセルが小さく見えるんだよなあ」と話す夫を思い出します。2年前に亡くなった夫は、小学生の下校に付き添うスクールガードをしていました。(以下略)』


そうなんです、この亡くなった旦那さんの懐古の気持ちというのか、あんなに小さかったのに、6年間でこんなにも大きくなって!という感慨が身に染みて理解できます。そういう気持ちに浸れるということそれ自体が従事者の喜びになっているのです。


高齢者は日一日と老いてゆきますが、一方で見守られる対象の子どもたちは、それこそいちにち一日元気に羽ばたいて大きくなっていきます。客観的に見れば、そこには少しずつ開いていく大きな溝というか距離というべきかそういうものが横たわっているわけですが、そういう関係性だからこそその二つの間にはすばらしい、貴重な、もっと言えば崇高なものが横たわっているのではないかと言えないでしょうか。もっと極端に言えば、そこには何千年と繰り返してきた人類の死と生の抜き差しならぬ葛藤があり、それがお互いを引きつけたりしているのかも・・・・。(なんかとってもかっこいいことを書いてしまったような 笑笑)


どうですか、今まで子どもたちとつながりを持っていなかった高齢者のみなさま方、消えゆく前に、これから羽ばたこうとしている子どもたちと何らかの関係性を持ってみようとは思いませんか。細々でも継続できるものがいいと思います。


