鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

綿虫、おこまさん、・・・

2024-12-29 16:14:49 | お知らせ


いやあ、寒い寒い、よく冷えた空気に満たされている。とてもじゃないけど耐えられない。とかなんとか言っても、午前中何とか河原へ写真を撮りにいきました。””分流が私を待っている””という気持ちにはならなかったです。



きょうも今朝方は調子悪く、こたつに入って横になって、時々は寝たりもして過ごしたのですが、歩かなければ”いけん!”とカメラを持って完全武装して出かけた次第です。



まあ、そのおかげでカモたちやサギたちに出会ってきました。カモやサギは元気ですねえ~、彼らには寒いという感覚がないのでしょうか。羨ましいというか、それではつまらないというか、やはり日本人には四季折々の風景や天気・気温があって、それを体感する、実感するということが骨身にしみていて、そうしながら生活していくのが少なくとも昭和の日本人なのかなあ。



そうではあっても、今日は寒かったです。きょうの最高気温は4.6℃で最低気温はマイナス(△)2.2℃でした。12月下旬の3時間ごとの気温をみていくと、きょうよりも寒かった日は23日と27日の2回ありました。



とくに23日は冷えて寒かった一日でしたが、それでも午後3時の気温をみると、23日は1.1℃であるのに対し、きょうは0.9℃ということでした。ちなみに正午の気温は23日は3.5℃、きょうは3.6℃です。



きょうの花壇ならぬ歌壇に掲載されていました。永田和宏選のトップの短歌です。京都市の金澤さんの作です。 『綿虫をおこまさんと言う人のいた雪の匂いの初恋の街』 選考の評では、淡い恋の思い出云々とありましたが、私が引かれたのはそういうことではなくて、”綿虫”という言葉です。



綿虫、あっこれは雪虫のことを言っているのではないかと思いました。雪虫を綿虫と言っても少しもおかしくはないですし、姿かたちは綿虫の方がより相応しいのかもしれません。ただ、この虫が我々に訴えかけてくるもの、もうすぐ冬になります、雪が舞うようになりますよということを伝えるのかと考えると雪虫がいいのかなあなんて思ったりして。



そこまではいいのですが、「おこまさん」という言葉にはなんじゃこれは!?でした。PCで調べたら、最初に出てきたのが、乞食を意味する言葉で、「お菰」「おこもさん」と書いてあったり、壷井栄の小説おこまさんから、小ぶりな体から生まれた愛称とか、そういう言い方もするのか、あるのかと驚きました。



地方によって、「ひよこおこまさん」「オオワタ」「シーラッコ」「白子屋お駒はん」とかいろいろな呼び方があるようです。学術的には、「トドノネオオワタムシで、カメムシ目・腹吻亜目・アブラムシ科に属する昆虫。体長は最大4ミリ程度、北海道とうほくを中心に、10月から12月頃にかけて空中を漂う」とありました。


               


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 揺れました、カワセミ | トップ | 青空、白い山、そして小魚 »
最新の画像もっと見る

お知らせ」カテゴリの最新記事