
前回の続き。
ようやく鷹見岩に到着したものの一帯は雲の中、岩の先が絶壁なのかどうなのかも分からない景色に唖然、しかしやはり岩の先は絶壁のようで三角点付近に立つと風があることもあり背筋がゾ~ッとして思わずしゃがみこんでしまう。

↓カシミール3Dで作成した画像。実際はこんな景色だったハズです。(クリックで拡大します)↓
雲が切れるのを岩の上でしばらく待ったのだが次第に風も出てきたので諦め、ベースキャンプのある富士見平小屋に戻ることになった。


午後三時、テント場に戻った私たちは各自ノンビリと過ごすことに。本を読んだり早起きの為かヒルネをしたり。このような山の中のテント生活でのゆったりとした時間が好きだ。程よい疲れが心地いい。
そして夕暮れが近づいた頃再びテント村(?)に活気が戻ってきた。そろそろ宴会の時間だ!今回の食料準備係と料理長はモチロンこの私、山の上でも参加者に美味しい食事をしてもらいたいのでしっかり準備をして来ている。ま、私がウマいものを食いたいというだけですが…。

四人分一泊二食の食料

富士見平小屋の少し下には豊富な水量の水場があり、台所を預かる身としてはひと安心、早速料理に取り掛かる。
そして夕暮れ間近、さすがにザックで担ぎ上げた食材のみなのでいたってシンプルな料理ではあるが完成、いよいよ山上パーティの始まりだ!

激レア!?限定パッケージのモルツでカンパイ!

市販のルーですが切って持ってきた野菜、ベーコン入りのクリームシチューを作りました

涼しくなってきたので温かくてウマい

もう一品はペンネアラビアータ。さすがにソースはレトルトです

ビールが終わればウイスキー。その名も北杜(ほくと)。因みに富士見平小屋は北杜市にあるようです。そいつを天然水でゴクリ
こうしてメインに二品、さらに各自隠し持ってきたツマミ各種でビール、ウイスキーをいただき、疲れもあってか歳のせいか大騒ぎすることもなく早めにテントにもぐりこんだ。
夜更け近くにテントには雨粒が落ち始めていた。
つづく