ばぁちゃんに敬老の記念品を持ってきてくれた。
毎年よくバスタオルをもらうのだが
バスタオルはいろいろと使い道があって重宝している。
今年のバスタオルは会津若松市の民具、あかべこに因んだ『あかべえ』の絵入りで
平成17年度の福島県あいづデスティネーションキャンペーンの
マスコットとして活躍し市民に親しまれている。
もちろん電車も『あかべえ』ロゴの電車さえあるほどだ。
『あかべえ』はもちろんの事、赤い色は
昔から還暦には赤いちゃんちゃんこや座布団などを贈る習慣があり
この年で赤ちゃんに戻るという意味と、赤は魔よけの色という意味で贈られるという。
『あかべえ』の電車は、るるぷぅさんのブログで写真をUPされてます。
こちらをどうぞ るるぷぅさんのブログ
去年などは、いつも行くスーパーでは
敬老の日に因んで、赤い下着セットが山積みで並んでたっけ。
赤いチャンチャンコや赤い座布団、または赤頭巾などなど
我が家のばぁちゃんは寝たきりで使う事がなかったが
さっそく、この赤いバスタオルは使ってあげようと思う。
この10日には市主催の敬老会が行われる。
残念ながら、我が家のばぁちゃんは出席した事がない。
敬老会でお祝いされる前に寝たきりになってしまったからなぁ…。
それでも、今年は満81歳以上の老人にはお祝い金が出る。
寝たきりであろうと元気でピンピンであろうと
みんなと同じく長寿のお祝い金が出る。
最初に寝たきりになった時には
正直、この年までは持たないと思っていた。
それが赤いバスタオルももらったし
長寿のお祝い金までもらえるまで長生き出来たとは
何だか嬉しいような…切ないような
出来れば敬老会へ参加させてあげたいと思った。
介護云々ではない、人には決まった寿命というものがあって
お迎えが来るまでは生き続けなければならない…という事だと思う。
今日の一枚、オレンジ色のコスモスに止まったアカタテハチョウ。