どうかなぁ~とは思ったけれど、思いがけずに降らなくて良かった。
別に例年通り車庫の中での作業だし、出来上がったらハウスの中へ直行だから
雨は気にしなくても良さそうなものだが降らないに越した事はない!
という事で、昨日は種蒔きをした。
『塩水選』種籾を塩水に着けて、空の種や悪い種を取り除く(生卵が浮かぶ濃度)
薬品の水に一日漬け込んでから、毎日水を取り替える。
すると中から芽が出始める…因みにこの状態を『はと胸』という。
この状態で種蒔きをするのが一番良い!
さぁ 準備万端用意は整ったよ(^_^)v
しっかし、今の種蒔きは楽になったもんで
昔は種を蒔いた苗箱を、苗代と言って耕して水を張った田んぼに
一枚一枚並べて、トンネルを作りビニールを張るという
なかなか大変な仕事だった。
種を蒔いた苗箱は水分を吸っているのでけっこう重い。
それを何枚かずつ、田んぼに置いていくのだが
空気が入らないように…だとか、設置面に隙間が出来ないように…だとか
そういう大事な事は夫の仕事で、運び人はこの私。
水田の泥に足を取られながら運ぶのは、かなりの重労働で
しかも、この時期は午後になると風が出て来て厄介な事に
ようやく並べ終わってトンネルにビニールを張る頃になると
またまた大騒動…もっと引っ張れ!だとか、風を抱かせるな!だとか
いつも怒られていた私…重い体を移動するだけでも大変なのに
この時期にケンカは欠かせないものだったよ~~^^;
あんな時代もあったけど…今は実家の分も一緒に種蒔きをするから
そこからお手伝いが二人と、そうして平日だった為に息子は休めなかったが
長女の旦那さんがお休みだったので夫婦して手伝いに来てくれた。
作業内容はこちらを ポチッと!!
総勢6人での仕事だったので、こういう作業は楽しくて
お喋りをしながら和気あいあいと、途中に一服のオヤツを食べたりした。
実家からの二人はお昼から用事があるので帰って行ったが
娘夫婦と4人して終ったのが1時近くになってしまった。
終わってひと休みして、鶴ヶ城の花見に行こうって話してはいたのだが
夕方からの花冷えのする風に思わず震え上がってしまった。
「春に三日の晴れなし」とか言われて、いよいよ会津の地にも桜か…と
そんな時期になると、かならずに底冷えのする寒い夜になる。
東北の何処どかの一部では「花コタツ」とも言われ
この時期の桜の便りにも関わらずコタツやストーブを仕舞えないでいる。
一種の「寒の戻り」による現象で、この頃に遅霜などの被害も出たりするようだ。
昨日ももちろんコタツのストーブの夜だった。
そんな夜は早目に風呂で体を温めて早々に寝るのが一番かな。
とは思ったが、相変わらずに夜は起きていたい方なのだが
気がつけばコタツで深夜までうたた寝状態…。
体のあちこちが筋肉痛で、面倒臭くて朝までコタツで寝てしまった!
という事で今日の一枚
やっぱり今日も夕方の散歩は寒かった。。。