当時同じ頃に結婚したお嫁さんが何人か集まって会津めぐりという仲間を作り
会津三十三観音をお参りに行くという…まぁ いわば仲間作りのようなもので
その時に行った三十三観音参りのひとつで左下り観音というのが
ばぁちゃんの施設に行った帰りの回り道沿いにあるのを思い出し
相変らずの寄り道回り道は…先日の事。
左下りは岩に聳えて懸造り いつも絶えせぬ峯の松風 とあるように
切り立った山の中腹に建てられた観音堂で、なかなか見応えのある景色ではないかと。
詳しい説明はこちら


道路から約1キロほど奥まったところで
車で700メートル地点まで登れるのは有り難かった。
その地点まで急な坂を、私を乗せたkei君はようやくって感じで辿り着き
駐車場だろうか広まってる場所に車を停め、そこから徒歩で歩く事数分。


その駐車場には夫婦杉が出迎えて、そこから急な道を登っていくのだが
どうやら普段の運動不足が祟ったのか、息切れを止める事も出来ずに
それでも一気に切り立った岩と溶け合ったような左下り観音に着いた。


山の中腹を流れる風は心地良く、見渡す風景は遙か遠くまで望め
左下り観音からカメラを片手に何枚かの写真を撮ったが
高い所が苦手な私には、とても観音堂から手を放す事は出来ずにいた。

ただ残念だったのは、日本人の悪いクセで落書き!
世界文化遺産だろうが何だろうが、至る所に落書きはある。
悲しい事だなぁ~ これさえなかったなら…。
ふと足元に野草を見つけ、そよ吹く風に花びらを揺らして
ぜんまいだろうか? 山菜に詳しければ取ってくるのに…(苦笑)


チゴユリ(ユリ科) よく分からないが山菜だと思うのだが?


蕾なので花の名前知らず。 シャガ(アヤメ科)
当時こんな坂道を登って行ったんだろうか…すっかり記憶は欠落してて
まだ馴染めない同じ様なお嫁さん同士と一緒にって楽しかったんだろうか?
今なら考えてしまうんだけど、その頃はいっぱいいっぱいだったに違いないと
すっかりオバサンと化した今では、当時の気持ちは忘れてしまったようだ。
という事で左下り観音堂をUP!
