この時とばかりに一生懸命にpochiko農園を右往左往していた。
そんな暖かかった日中も、4時近くになる頃はグンと冷たい風が吹く。
急いでヒメ様との散歩の頃は…うっすらと黄昏。
黄昏とは「たそかれ」と言い、薄暗くなった夕暮れに人の顔が見えにくく
「誰だあれは」という意味で、「誰し彼(たそかれ)」を語源としている説があるんですって。
そんな黄昏には、ちょっと早い時間だったけど
夕焼けがやけにきれいなここ数日の事。
きっと明日も小春日和なんだろうと思わせるような
柔らかな柔らかな…それでいて思わずに身を固く締めるような寒さが
季節はすでに晩秋へと、夏の日のきらめきが懐かしい。
そんな時に撮った写真は、まさにシルエット!
こんな景色がたまらなく愛おしいと思えたりする。
やがて日が沈んで30分くらいは、ぼんやりと明るく
そんな状態を薄明と呼ばれているようで
日が短くなったもんだ…と、ぽつりつぶやく。
そんな夕暮れを薄暮(はくぼ)と言い、色は至極色(しごくいろ)と言うんですってね。
薄暮の空の色は刻々と変化して、どんどん暗くなり…。
遠く工場地帯に灯りがともる。
そこで、思い出した懐かしい大橋純子さんの『シルエットロマンス』
あぁ あなたに恋心ぬすまれて もっとロマンス 私に仕掛けてきて
あぁ あなたに恋模様染められて もっとロマンス ときめきを止めないで…
歌唱力があって、とっても好きだった曲のひとつ…かな。