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あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

冬の鶴ヶ城にて…。

2012-02-25 22:18:56 | 日々雑事

前日は寒い一日で、この日も雪か雨か寒さか…。
あまり良い天気になるとは思えなかったのだが、意外にも陽射しが見えて
この日は暖房も要らないくらいの、春を思わせる日となった。


ヒメの散歩で、つい気になって野良猫の写真を撮ってしまう。

午前中の雑用を済ませて、午後…目盛りが四分の一となった車
スタンドでガソリンの給油を行う、今日は洗車は良いのですかと
顔馴染みの店員に声をかけられたけど、またすぐに汚れてしまうであろう
最近の天気に、洗車はもう少し様子を見てみようと思った。

道の両脇には、まだ雪が積み重ねられている。
アスファルトの道路は、スッカリ雪も消えていたけど路面はぬれていた。

車を有料駐車場に入れ駐車券をもらって、砂利道を歩けば泥はねが出る様な
そんな道をカメラを構えながら、太陽の日差しを遮るような枯れ枝の下を歩いていく。
目の目に赤い欄干が見える、その下にあるお堀はまだ雪の下で
春を来るのを、まだかと眠っているよう思えた。


静かに眠り続けている城のお堀

欄干を通り過ぎて道なりに高く積み上げられた石垣に
へばり付いたような雪を眺めながら、しばらく歩いていくと
目の前には、雪吊りの松の木に囲まれる様な…赤い瓦の鶴ヶ城が
凛として出迎えてくれた。


石垣にへばり付いたような雪の風景


逆光の鶴ヶ城

そういえば…先日 絵ろうそく祭りが行われた時に
「北の国から」で有名な、脚本家・劇作家・演出家でもある
倉本聰氏が来たと…テレビでやってたっけと
そんな事を思いながら、この日この鶴ヶ城へ来たのは理由があった。

白い城壁に赤い瓦の鶴ヶ城へ来たのは、何カ月ぶりだったか。
今年はついぞ鶴ヶ城で行われた絵ろうそく祭りへ行けずじまいだったので
夏に来たっきりで…かれこれ半年振りだろうか。


城内にある鶴ヶ城稲荷神社

この日はいつもコメントをくださる山小屋だよりの山小屋さんが
二岐温泉から雪の大内宿を経て、鶴ヶ城へ立ち寄ると連絡をいただいたので
ホンの30分ほどの自由時間にお会いする事になっていたからだ。

残雪の残る鶴ヶ城本丸を一回りして、石段を登り土手の上へと
そこから写真を撮ったりして…携帯のメールが鳴った。
今 入場券売り場に着きました。


松の木の雪吊りが施されている鶴ヶ城

急いで石段を降りて行くと、色とりどりの上着の団体さんが見え
近づいて携帯を振ったら、すぐに気が付いてくれた。
いつも険しい雪山を歩いて行かれるので
厳つい山男を想像していたのだが
そんな様な雰囲気は微塵にも見えずに
まさに 人は見かけに寄らないものだと!
とても穏やかそうな山小屋さんと初対面を果たした。


土手の上から撮った鶴ヶ城

今までも何人かのブログ友さんと出会う事があったが
同じように、とても初対面とは思えないくらい話が弾み
やはり 文章や撮る写真は人柄を表しているのが良く分った。
こうしてまた一人バーチャルな世界から現実の友として
交友を深められたのは嬉しい事だった。


 

コメント (34)
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