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あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

早春を味わう…@フキノトウ

2012-02-29 20:41:01 | 日々雑事

2月最後の日は思いがけなくも雪となってしまった。
テレビのニュースで見れば、東北も関東も変わりないような気がして
…いや、ひょっとすると我が会津よりも雪が多いかもしれない。

今年は閏年で29日まであるんだよね~
今日誕生日の人はどうなるんだろ?って、素朴な疑問だけど
よくしたもので、法律上だけ3月1日の誕生日とされるようだ。


そんな今日に反して、昨日は春を思わせるポカポカ陽気となり
ヒメの小屋の中に敷いておいた敷物を外に出して干してあげたりして
昼下がりには、暖房も要らずにお昼寝をして過ごしていたが
あまりの暖かさに、思い立って庭の隅にあるフキノトウを見に行った。


まだ長靴をも埋まるほどの雪を漕ぐ様に…庭先へと。


フキノトウがびっしり!

思った通り、日当たりの良いそこにはフキノトウがびっしりと顔を覗かせて
早く食べてくれないと、食べられなくなっちゃうかも~と
天ぷらにしてくれと催促を…と、思えた。(笑)


雪の下にも押し潰されそうなフキノトウ!


相変わらずポチコは私の至近距離5メートル以内。

さっそく家からザルを持って、まだ深い雪の積もった通路を
長靴が埋まりそうになりながら、雪の消えたその場所へと
ハサミで大きく育ったものから収穫をして
まだ小さいものは、これから大きく育ってもらおうかと残しておいた。


とりあえず、これだけ収穫♪ やっぱり 天ぷらだよね。

去年作って冷凍して置いたフキノトウ味噌は
まだ冷凍庫に2袋ばかり残っていたし…と
キッチンで汚れを落として、枯れた葉っぱを取り除き
さっそく天ぷらを揚げ始める。


会津の山塩か抹茶塩か…フキノトウ自体の香りが強いので山塩でいただく。


そして、もう一品!フキノトウの酢味噌和え

フキノトウをサッと茹でて灰汁を取ったら
水をギュッと絞って、ちょっと大きめにザクザク切って酢味噌で和えてみた。
勿体ながってチビチビと飲んでいる“飛露喜”と相性が良いようで
昨夜、夫の晩酌はピッチが速かったようだ。

小さいのよりも開き加減のフキノトウの方が香りは良いようで
早春の香りが…ふぅ~~ん、家じゅうに芳しさが立ちこめる。
初物を食べると七十五日長生きするんだって!(^o^)b

その年初めて収穫された初物には、他の食べ物にはない生気がみなぎって
それを食べれば、新たな生命力を得ることができると考えられていた為のようだが
ともあれ、ほろ苦い春の味は大人の味をいち早く堪能する事が出来た♪

 

 

 

コメント (32)
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