会津弁は“宝の山”
先日の新聞によれば、ユネスコの世界遺産にならい
会津の文化や食、自然などを「会津遺産」として
残す取り組みを進めている会津若松商工会議所は
第一弾として会津弁を選定したらしい。
約100語を小冊子にまとめた。会津の観光団体や施設などに配布するほか
来春のふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)などで活用し
会津を訪れる観光客を温かみのある方言でもてなす取り組みのようだ。
「おあいなはんしょ(いらっしゃいませ)」をはじめ
「よぐきらったなし(よくおいでくださいました)」
「すまねなし(ごめんなさい)」など身近で温かみを感じさせる言葉を
意味とともに掲載している。丁寧な言い回しや京言葉との比較なども紹介しているほか
「八重の桜」の場面を例に会津弁の使い方を分かりやすく解説しているらしい。
新聞を読むノリスケ
ふむふむ…なになに?
詳しくはこちら ポチっと!!
今は若い人たちは、あんまり方言を使わなくなったようで
話す言葉を聞いてるときれいだなあ~と思う。
我々の年代でさえ、使わなくなった会津弁がいくつもあって
改めて聞くと、そうそう…そんなこと言ってたっけって
思いだすのだけど、そんな使われなくなってしまった会津弁を
もう一度見直そうって試みのようだ。
っていうか、新聞逆さだし!
これもNHK大河ドラマ「八重の桜」効果の様で
テレビで見るチビ八重ちゃんや綾瀬はるかさんの会津弁
ちょっと小ぎれいな感じだったけど、なかなか上手だった。
綾瀬はるかさんが、鉄砲隊で敵が攻めてきた時の号令で
『撃で~~!!」に甚く共感した私だった。
よくおんつあま(叔父)などは、なかなかの会津弁達者で
いや~風邪引いでがおっつまった~って、体を壊したみたいな意味で
でっこつく、とか、そごの角をむずる…とか分んねべなあ~(笑)
いやいや、よっぱらになっちまったって言わっちゃら
酔っ払いの事かと思われるだろうけど
よっぱらになった…たくさん、十分にとか
飽きるほど、うんざりなどの意味合いがある。
おかあさ~ん、なんて書いであんの?
んだがら~ 新聞紙逆さまでは分るわげねえべな!!
先日、夫と高郷の湯へ行った時に
もう一回風呂に入って来ると言う夫に
私は館内で行われる会津の語り部の昔話を聞いていた。
観客は4人ほどだったけど、「お彼岸のお帰りだんご」とか
「古家の漏り」あとは地区の逸話的なものだったが
ゆっくりど普段しゃべっているように…。
上手いな~語り部っちゃ!
途中中断して会津弁で雑談をして
オラだぢは喜多方の語り部で、今度 喜多方の北方風土館で語っから
よがったら来てみらんしょ…って。
ボクは新聞を読みました!
普通の標準語で聞くよりも、ずっと臨場感があり
懐かしさと共に子供だった頃の、母親の昔話を思い出す。
むかし、あったどよ~から始まる昔話。
なんだか、あったがぐって懐かしぐって涙が出て来そうになる。
そんな会津弁は途切れることなく長く言い伝えられたら良いなと思った。