まだ次女が家にいる時、婿殿のたー君が自作のお弁当を持ってきた。
お肉の中でも鶏肉の胸肉とかささ身が好きって
希少価値ではないかな?たー君の嗜好性(笑)
なんでも小学生の頃に給食で出ていたのを思い出して作ったのだとか!
すごいな浜通りの給食、こちらの給食ではそんなの出た事なかったような気がする。
と、そんなたー君のお弁当に触発されたわけではないのだけど
鶏ささ身が特売だったので買って冷凍してたっけと思いだして
ささ身カツを作ってみる事にした。
次女に見せようと急きょ作って来た…らしい、たー君弁当!
ただ胸肉とかささ身ってパサパサして
確かにカロリーは少ないけど…あんまり美味しいとは言い難い!
だから調べてみると胸肉orささ身を柔らかく
しっとりと食べられる方法がけっこう出ている。
解凍した特売品のささ身
そぎ切りにするとか片栗粉をまぶす
はたまた水、または塩水に浸けるというのもあって
考えてみたら人間の体だって塩分を取り過ぎると
水分を吸収して浮腫んだりするけど…あれと同じようなものかも??
そこで気に入ったのが塩麹に浸けるというのがあって
さっそくそれで作ってみようと、まずはささ身の筋を取る事から始まる。
これって意外と面倒でヘタすると身までくっ付いてしまったりなのだが
そこは頼みの綱のクックパッド様!!
割り箸を割らずに筋を挟んで引っ張る…おぉ!!なんと画期的な事か!!
面白いように筋が取れて行く。考えた人すごい!!!
割り箸を使って、いとも簡単に筋がとれる。
今度は塩麹…以前は作っていたけど
最近はめっきり使うこともなく作らなくなってしまったので
スーパーで売っているものを使い、水を入れて薄めにし
そこに筋を取ったささ身を浸けてしばらく置いた。
買い置きの塩麹
ちょっと、水で薄めてささ身を浸けておいた。
しばらく置いたささ身、塩麹はくっ付いたまんまで
もう一押し、念には念を入れて片栗粉をまぶし
そこに水溶き小麦粉とパン粉で衣をつけて
後は揚げるだけ…上手く柔らかくなったかな~~?
あんまり火を通し過ぎるのも良くないかな?
かと言って生でもなあ~そんな事を思いながら
揚げる音が軽くなって来たので、良し!!と出来上がり。
なんだか、ちょっと大き目だったけど、一人二枚ずつ。
あ、そっか一つのささ身は半分にして揚げればよかったのか!
とは思ったけど大きい事は良い事だ(笑)
てんこ盛りのささみカツ
塩麹に浸けて水分と僅かながらの塩分を取り込み
酵素の力と、もう一押しの片栗粉と
すっかり柔らかく出来上がったささみカツ
パクッと一齧り…メッチャ柔らか!美味しい~♪
今更ながら、侮れんな塩麹。
ボリューム満点、柔らかでうまうま(*´▽`*) 冷めても柔らかかった。