跡目被仰付様ニ付、九月廿一日之御書付
死人跡目申付様之事
一、相果候者之子歳十五ニ成候迄は、常之ことく百石ニ四人扶持可遣事
一、不届事無之者之子十五ニ成候ハゝ、跡職可遣事
一、子も無之女計有之者之儀は、一年之扶持方遣、其以後ハ心儘ニ可申付
候、但所務半ニ相果候者之儀は、納取候応所務扶持方可遣事
一、子も無之女、他国ニ親類在之者、他国へ参度と申候者ハ、遣可申候事
一、子之在之者相果、其跡職扶持方ニ申付候者之儀、何時相果候共、役儀
申付間敷事
一、子之無之者相果候跡之儀、勿論何時相果候共、役儀申付間敷候事
一、討死之跡は、幼少成子ニ而も跡可立事
一、奉公忠節在之者は、依様子討死同前ニ可申付事
右如先規可申付也
寛永十八年九月廿一日 御印
奉行中
(綿考輯録・巻59-P206)
死人跡目申付様之事
一、相果候者之子歳十五ニ成候迄は、常之ことく百石ニ四人扶持可遣事
一、不届事無之者之子十五ニ成候ハゝ、跡職可遣事
一、子も無之女計有之者之儀は、一年之扶持方遣、其以後ハ心儘ニ可申付
候、但所務半ニ相果候者之儀は、納取候応所務扶持方可遣事
一、子も無之女、他国ニ親類在之者、他国へ参度と申候者ハ、遣可申候事
一、子之在之者相果、其跡職扶持方ニ申付候者之儀、何時相果候共、役儀
申付間敷事
一、子之無之者相果候跡之儀、勿論何時相果候共、役儀申付間敷候事
一、討死之跡は、幼少成子ニ而も跡可立事
一、奉公忠節在之者は、依様子討死同前ニ可申付事
右如先規可申付也
寛永十八年九月廿一日 御印
奉行中
(綿考輯録・巻59-P206)