國學院大学デジタルライブラリー「兵法・武道関係」を御覧いただくと、古文書「雑兵物語」を見ることができる。口絵が美しく楽しい。
http://k-aiser.kokugakuin.ac.jp/digital/menus/index14.html
天草嶋原一揆に於いて幕府軍の指揮をとった、松平信綱の第五子・信興(高崎城主)の筆と伝えられるが、当時の書としては大変めずらしく口語文で書かれている。その口語文を紹介している「口語法別記」という著作が松平信興の作である事から、「雑兵物語」も信興の作であろうとされているらしい。「口語法別記」も、国立国会図書館の近代デジタルライブラリーで見ることができる。
http://kindai.ndl.go.jp/
天草嶋原一揆以後戦いのない平和な時代が訪れた。しかし本当の戦の有り様を後世に伝えようと書き残されたものとされる。どの地方の言葉なのか窺い知る事も出来ないが、雑兵達の話し言葉での記述が、臨場感に溢れて生き生きと伝わってくる。
私は「かもよしひさ氏」の著作本を所蔵しているが、イラストレターでもある氏の楽しいイラストがあって抜群である。先のブログで黒鍬衆に触れたが、いざ戦となっても即出陣とは行かないの様々な仕事が存在する。雑兵達の実にこまやかな配慮がないと、とても勝ち戦につながらない事がよく分かる。
この本を座右に置いて、國學院大学デジタルライブラリーで古文書の雰囲気に触れている。
http://k-aiser.kokugakuin.ac.jp/digital/menus/index14.html
天草嶋原一揆に於いて幕府軍の指揮をとった、松平信綱の第五子・信興(高崎城主)の筆と伝えられるが、当時の書としては大変めずらしく口語文で書かれている。その口語文を紹介している「口語法別記」という著作が松平信興の作である事から、「雑兵物語」も信興の作であろうとされているらしい。「口語法別記」も、国立国会図書館の近代デジタルライブラリーで見ることができる。
http://kindai.ndl.go.jp/
天草嶋原一揆以後戦いのない平和な時代が訪れた。しかし本当の戦の有り様を後世に伝えようと書き残されたものとされる。どの地方の言葉なのか窺い知る事も出来ないが、雑兵達の話し言葉での記述が、臨場感に溢れて生き生きと伝わってくる。
私は「かもよしひさ氏」の著作本を所蔵しているが、イラストレターでもある氏の楽しいイラストがあって抜群である。先のブログで黒鍬衆に触れたが、いざ戦となっても即出陣とは行かないの様々な仕事が存在する。雑兵達の実にこまやかな配慮がないと、とても勝ち戦につながらない事がよく分かる。
この本を座右に置いて、國學院大学デジタルライブラリーで古文書の雰囲気に触れている。