ja.wikipedia.org/wiki/荒瀬ダム
潮谷前知事が打ち出していた八代市坂本の荒瀬ダム(県営・水力発電用)撤去の意向は、蒲島知事への交代により一転存続の方向へ向っていた。地元自治体などの撤去へ向けての請願などに対しても、頑なに対応していた知事だが、三月末できれる水利権の継続が国交省の意向で不可能な情勢となってきた。
新規での申請は受理されないであろうとの県の判断が示されたようで、知事にとっては大きな誤算で有ったようだ。これも政権交代が影響しているのだろう。東大の政治学者出身の知事でさえ読めなかったという訳だ。撤去へと再び大きく舵が切られるが、此の財政難のおりさて着工となるといつの事やら分からない。
ともあれダムが撤去され、球磨川がかっての清流に戻ることは喜ばしい事だ。
球磨川の上流の川辺川ダム問題については、作らない方向への意見集約がなされているが、50数年翻弄されつづけた、地元五木村への暖かい生活再建への施策が望まれる。かって身近に有った川辺川の清らかな流れは、代替地からははるかに低く遠くにしか見えない。「五木の子守唄」がなお一層切なく聞える。
潮谷前知事が打ち出していた八代市坂本の荒瀬ダム(県営・水力発電用)撤去の意向は、蒲島知事への交代により一転存続の方向へ向っていた。地元自治体などの撤去へ向けての請願などに対しても、頑なに対応していた知事だが、三月末できれる水利権の継続が国交省の意向で不可能な情勢となってきた。
新規での申請は受理されないであろうとの県の判断が示されたようで、知事にとっては大きな誤算で有ったようだ。これも政権交代が影響しているのだろう。東大の政治学者出身の知事でさえ読めなかったという訳だ。撤去へと再び大きく舵が切られるが、此の財政難のおりさて着工となるといつの事やら分からない。
ともあれダムが撤去され、球磨川がかっての清流に戻ることは喜ばしい事だ。
球磨川の上流の川辺川ダム問題については、作らない方向への意見集約がなされているが、50数年翻弄されつづけた、地元五木村への暖かい生活再建への施策が望まれる。かって身近に有った川辺川の清らかな流れは、代替地からははるかに低く遠くにしか見えない。「五木の子守唄」がなお一層切なく聞える。