津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■明治45年の地図

2022-04-12 18:02:22 | 先祖附

              【古地図】最新 熊本市街地図 著作・発行者:都田伍一 明治45年 静文堂

                   

      すごく状態の良い、明治45年の熊本市街地図です。ちょっと欲しくなって気持ちが揺らいでいます。
      高値になりそうな感じもして・・・、大正時代の地図は持っていますが、あまり変わらないのかな~

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■春日・細工町5丁目・川端町・古桶屋町

2022-04-12 08:20:57 | 熊本

 久しぶりに悪友が連絡してきた。「石塘」の記事を読んでのことだ。
話は民謡「おてもやん」に行き着き、大学を出て東京に就職した後、職場での初めての忘年会で歌を強要されこの歌を披露したというのだ。
歌詞が全然わからないから大笑いされ、意味を解説しろと言われたが、全然わからずにしどろもどろになったという。
「かわばたまっつあん」なんて熊本に帰ってきてからようやく判ったという話である。
「石塘」は「臺村(蓮台寺村)から五丁目(細工町)のあいだ」に作られたが、場所的には熊本駅前の白川橋の真下当たりに位置する。
ちょうど細工町5丁目のやや下った辺りから「石塘」は始まっている。「おてもやん」の「「かわばたまっつあん」はその5丁目の隣町「川端町へ」の意だがその後に「きゃあめぐろ」とあり「巡ろう」の意である。
「川端町の方へ巡って行こう」と言うのである。
それは目的があってのことで「よじょもんまいり」に出かけるのだ。漢字にすると「夜聴聞詣り」となる。
川端町の隣に古桶屋町がありここに普賢寺というお寺がある。ここではお彼岸には法話の会が催され近辺の善男善女で賑わった。
若い衆も集まってくるからそれがお目当てである。それも男ぶりではなく「煙草入れの金金具」がお目当てだからというのが、現代的で」面白い。
改めて歌詞を眺めてみると、方言の持つ豊かさと、生活感にあふれていることに気付かされる。
まさに就職シーズン、若い諸君にぜひとも覚えておいていただきたいものだ。

     (一)おてもやん あんたこの頃嫁入りしたではないかいな
        嫁入りしたこつぁしたばってん ご亭どんがグジャッペだるけん
        まぁだ盃はせんだった
        村役 鳶役 肝煎りどん あん人たちのおらすけんで
        あとはどうなっときゃあなろたい
        川端町っつぁん きゃぁめぐろ
        春日ぼうぶらどんたちゃ 尻ひっぴゃぁて花盛り花盛り
        ピーチクパーチク雲雀の子 げんばく茄子のいがいがどん

     (二)一つ山越え も一つ山越え あの山越えて
        私しゃあんたに惚れとるばい
        惚れとるばってん言われんたい
        追々彼岸も近まれば 若者衆も寄らすけん
        くまんどんのよじょもん詣りにゆるゆる話しもきゃぁしゅぅたい
        男振りには惚れんばな
        煙草入れの銀金具が それがそもそも因縁たい
        アカチャカ ベッチャカ チャカチャカ チャー

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