東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

工作や粘土細工用のワークベンチを製作(1/2)

2023年03月13日 | 建設,工事,修繕

 息子に頼まれて机を作っています。勉強机ではなく、工作をしたり粘土細工をする机(ワークベンチ)です。子供に使わせたいとのこと。高さは30cm位で良いとのことです。出来上がりを想像しながら図面を描きました。
 なるべく材料費を節約したいので、ツーバイフォーの板を使うことにしました。この板は、DIYのお店に行くとたくさん積んであります。その板を買って帰り、図面に従って切断しています。

        農機具小屋前に電動ノコギリを出して板を切断


 子供が使うので比較的小さな机ですが、乗ったり叩いたりしても壊れないような頑丈に作ります。横の幅は60~100cm、奥行きは40~70cmです。小道具を収納できるように、後付けで引き出しを取り付けることができる構造にする予定です。切り出した板を息子が住んでいる茨城県に宅急便で先に送り、私が後で行って組み立てます。

  切断する箇所を計測    丸のこの位置合わせ   丸のこで板を切断   
  

 ところで、4年後には学習机を作る計画を立てています。市販の学習机もありますが、お手製の学習机はいわばオーダーメイドです。息子や嫁の意見を取り入れて作る計画です。家族の役に立つと思うと、はりきって工作できます。

   机の天板をほぼ切りそろえる      机になるよう並べてみる
 

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草刈機の遠心クラッチが固着した故障の修理(3/x)

2022年12月24日 | 建設,工事,修繕

 クラッチが固着した草刈機を修理していますが、クラッチ部を正常に直しました。ところが、始動ロープを何度引っ張ってもエンジンがかからないのです。そこで、火花が飛ぶかどうか調べたところ、何と火花がまったく飛びません。再配線が間違えたのか何度も調べましたが、間違いありません。何らかの原因でイグニッションコイルが故障したようです。がっかりです。この故障を直すにはイグニッションコイルを交換するしか手がありません。やれやれ、この草刈機に合ったイグニッションコイルを注文しようと思います。

         クラッチを直した草刈機、火花が飛ぶか検査中


 さて、クラッチの固着の故障を直しました。クラッチを固定しているボルトの径を小さくするため紙やすりで擦りました。また、クラッチ側の穴も紙やすりで径を広げました。固着した根本原因はクラッチ内に水が入り、クラッチのボルトが錆びたため径が膨らんだためと思われます。雨の中で長時間草刈りをしたため、雨が浸み込んだのでしょう。

  ボルトの径を小さく  クラッチ穴の径を広げる    ボルトで止める
  

 その後、クラッチをボルトで止めると今度はクラッチがよく動きました。これで、草刈機の回転を上げるとクラッチが広がり刃が回転します。そして、アイドリングでクラッチが切れて刃の回転が止まるはずです。ところが、シャフトを本体に接続して始動ロープを引いてもエンジンが動かない新たに故障の発生です。分解する前は正常に火花が出ていたため、分解時にイグニッションコイルのどこかのコイルが切れたに違いありません。修理完了が遠のきました。やれやれ。

   シャフトを本体に再度接続      イグニッションコイルの取り付け
 

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パソコンのハードディスクが故障、やれ困った!

2022年12月21日 | 建設,工事,修繕

 いつものようにパソコンを使っていたら、突然「ハードディスクにアクセスできません」との緊急メッセージが表示されました。そのハードディスクには、私が1999年から23年間撮りためた写真データを保存していました。約1TBのデータにアクセスできなくなってしまったのです。そこで、再起動すると、なんとハードディスクそのものが認識されず消えていました。いやはやがっくりです。
 時々別のハードディスクにバックアップしていたので、どこまで助かっているか調べてみました。すると、今年の10月16日までは保存していました。つまり、10月17日から昨日までのデータが紛失したことが判明しました。嘆いても仕方ありません。10月16日までのデータを復旧するため新しいハードディスクを購入してパソコンに増設しました。そして、なんとか復旧しました。ただ、消えた10月16日から昨日までのデータは惜しかったです。
 久しぶりにパソコンのキャビネットを開けてHDDを取り替えたり、新HDDを認識させるためのOS操作をしました。ちなみにこのパソコンは11年前に自作したものです。性能的に旧式になったため、また自作しようかと思っています。

   〇:新しいハードディスクを増設して、パソコンに認知させる処理


 ハードディスクが故障して修理したのは9年ぶりのことです。その時は真夏でハードディスクが熱を持って故障したと思われます。しかし、今回は理由が見当たりません。経年劣化でしょうか。ハードディスクの故障を予測するソフトを入れておこうかと思います。今回は、データのバックアップの重要性を新たに認識しました。今度の対策として、自動的にバックアップするソフトを入れておく必要があります。

    突然表示されたメッセージ     認識されず消えたハードディスク
 

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3糸式ベビーロックミシンの修理(2/2) 完了

2022年11月11日 | 建設,工事,修繕

 先日のことです。修理が完了した3糸式ベビーロックミシンをYさんにお渡ししました。故障の原因は、モーターの回転電極に電気を供給するブラシでした。ブラシが端子に固着してスムーズに動かなかったのです。すり減ったブラシでしたが、取り寄せて交換するほどではありませんでした。
 回転電極を綺麗に磨いて、さらに固着を防ぐためブラシを押さえる端子を磨いておきました。ついでにブラシの摩耗屑で黒く汚れた回転電極周辺を綺麗にしておきました。これで、回転電極に電気が供給されるはずです。実際にモーターを組み立てて電源を入れると、元気良く回るようになりました。そして、布が縫えるようになりました。

     分解したモーターの内側、固着してスムーズに出ないブラシ


 古い昭和製ロックミシンであるため、やはりモーターも古いものが使われていました。古いことで一番のメリットは修理が容易なことです。最近のモーターは回転子の制御が電子化されています。そうなると、モーターの交換しか修理の方法がありません。これはミシンに限らず、ラジオやテレビのように電子製品にも当てはまります。昭和の製品ならば、素人でもなんとか修理ができるのですが。

  ブラシを差し込む    モーターを再組み立て   モーターのテスト
  

 モーターを元のように組み立てて、3糸式ベビーロックミシン本体に取り付けました。三本の糸を取り付けて、100V電源を繋ぎました。そろそろとスイッチを足踏みすると、ゆっくりと針が上下に動きました。さらにスイッチを押すと、早く元気よく針が上下します。添えた布を見ると、ちゃんとカットされて縫えていました。やれやれ直って良かったです。
 昨今、ミシンなどの街の修理屋さんが少なくなっています。無線機アンプ古いミシン草刈機蓄音機トラクターハーベスタ耕運機ラジオなどを直すこともある私です。みなさんに重宝される修理屋さんになれればと思っています。

   モーターを本体に組み込み         縫えることを確認
 

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3糸式ベビーロックミシンの修理(1/2)

2022年10月21日 | 建設,工事,修繕

 先日、Yさんが3糸式ロックミシンを持って郷土館に来られました。100Vの電源を入れても動かないそうです。修理した私の2糸式ロックミシンを郷土館に置いていました。そのロックミシンと電源コードを相互に繋ぎ変えたりして故障かどうか判別しました。すると、3糸式ロックミシンの電源コードは異常がないことが分かりました。つまり3糸式ロックミシン本体の故障であることが分かりました。
 そのため、私の2糸式ロックミシンをYさんにお貸しして、その間故障した3糸式ロックミシンを修理することにしました。モーターが故障しているようでした。モーターで一番多い故障はブラシの摩耗です。それを念頭にモーターを分解してみました。

          分解したモーターの電極とブラシ、すごい摩耗


 故障したモーターを分解するため、モーターをロックミシン本体から取り外しました。最初に、モーターに電気を繋ぐソケットを取り外しました。次に、モーターを本体に固定しているネギ2個を外しました。すると、ポロリとモーターが外れました。故障の原因で一番多いブラシ二個を取り外してみました。すると、ブラシがかなり摩耗しているように見えました。でも、まだぎりぎり使えるようにも見えました。

  ソケットを取り外す    取り付けネジを外す   ブラシを取り外し
  

 次にモーター自身を分解してみました。すると、回転子の電極が醜い事。ブラシの摩耗片で黒く汚れていました。また、電極に段付きがありました。このロックミシンはだいぶ長い間使われたようです。電極が摩耗して段付きができていました。後日、細かい紙やすりで電極の汚れを取ることにしました。そうすれば、電気の流れが良くなりモーターが生き返ると思います。

  段付きし黒く汚れた回転子の電極     修理中の3糸式ロックミシン
 

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草刈機の遠心クラッチが固着した故障の修理(2/x)

2022年10月19日 | 建設,工事,修繕

 遠心クラッチが固着した草刈機をしばらくぶりに修理しています。今回は、問題のある遠心クラッチを取り出してみました。取り出すためには、遠心クラッチを固定している二個のネジを取り外さなければなりません。ところが、一個は何とか取り外すことができましたが、もう一個のネジは完全に固着してネジを緩めることができません。やむなく、工具箱からインパクトドライバーを取り出して緩めることにしました。効果抜群でネジを緩めることができました。しかし、緩める時に遠心クラッチが暴れて指を怪我してしまいました。

    インパクトドライバーを使ってようやく取り外した遠心クラッチ


 取り外したネジを観察すると、長年の草刈機使用によってネジの潤滑性が失われていました。遠心クラッチのパッド屑が付着したうえに焼き付いて固着したのではないかと思います。新品のネジを交換すると費用がかさみます。ネジを紙やすりで磨いて径を小さくしようと思います。

 シャフト類を取り外す   インパクトドライバー   〇:固着したネジ
  

 取り外した遠心クラッチをよく観察しました。特にパッドが摩耗していないか観察しました。すると、ギリギリ1mmは残っているため問題ないようです。それ以上摩耗していれば、新品の遠心クラッチを購入せざるをえません。遠心クラッチはそのまま使うことにしました。気の長い修理となりそうです。

  ぎりぎり1mm残ったパッド     片方もぎりぎり1mm残ったパッド
 

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我家の広間と台所の床を大工事

2022年04月17日 | 建設,工事,修繕

  我家は二軒あります。家内が住む東京八王子市と婆様が住む山口県田布施町です。婆様の介護のため今は田布施町に住んでいます。田布施の我家はボロボロです。湿気が強い一階は悲惨です。根座が腐っているのか、歩くとふわふわするのです。そのため、ふわふわが特に酷い広間と台所を工事しました。予想通り、ほとんどの根座を取り替えることになりました。

          腐った根座を交換後、床板を取り付け中


 工事をお願いしたのは同じ地域に住む大工のTさんです。Tさんのお父さんも大工だったそうで、私の亡き父親はTさんのお父さんに工事をよくお願いしていたそうです。
 さて、畳を剥いで床下を見ると、無残にも根座はボロボロでした。腐った根座を外に出して新しい根座と交換しました。そして、湿気の元を絶つため床にビニールシートを張りました。これで少しは湿気が減ると思います。

  根座を取り去った床    大量の腐った根座    戸棚も湿気で腐る
  

 広間の工事が終わると、今度は台所です。広間と同じように床がふわふわします。さらに、板が一部剥がれて足がひっかかるのです。広間と同じように床を剥いで根座を交換しました。足が悪い婆様のため、手すりを付けたり台所は極力凹凸を減らしました。大工さんの方々、ありがとうございました。
 工事は終わりましたが、お風呂など直す箇所がまだまだあります。数年後に工事できればと思います。ところで、20年位前に設置した私の部屋のエアコンがへばってきました。エアコンの交換工事の方が先です。

  根座を交換後新しい床板を張る       角材などの加工は外で
 

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やれやれ、左後輪がパンクしたため至急補助タイヤに交換

2022年04月13日 | 建設,工事,修繕

 やれやれ何という不運!少年少女発明クラブの開講式前日、メダカを採ろうと近所の小川を覗き込みながら歩きました。結局のところ、メダカはおらずカワニナをいくつか取って駐車場まで戻りました。ところが、車の左後輪がペッタンコではありませんか。やれやれ、6年ぶりのタイヤのパンクです。
 すぐにジャッキと補助タイヤを車から取り出しました。そして、パンクしたタイヤと補助タイヤを交換しました。その間15分位でしょうか。40年来、ほとんどのタイヤ交換は自分でしています。例えば、スタッドレスタイヤは自分で交換しています。

         車をジャッキアップして補助タイヤに交換


 次の日、補助タイヤを付けたまま田布施西小学校に行きました。少年少女発明クラブの令和四年度開講式に出席するためです。その開講式の祝辞として、子供達の前で今回のパンクのお話をしました。道具を使いこなすことができれば、パンクのようなリスクが将来起きた時に素早く対処ができるとのお話です。そして、工作しながら道具の使い方を体得して欲しいとのお話をしました。
 開講式後パンクしたタイヤを見ると、タイヤの脇か裂けていました。これは、パンク修理材では直せません。同じサイズ(165/70 R14)のタイヤを購入して交換するしかありません。やれやれ、1万円 +α の痛い出費となりました。

 取り付けた補助タイヤ   サイズ165/70 R14    発明クラブ開講式
  

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手回し式ミシンの修繕と調整、油さし

2022年02月23日 | 建設,工事,修繕

 

 使っている手回し式ミシンの調子が悪いので修繕しました。一番の問題はボビンに糸を巻きつける箇所です。長い間にゴムの輪が硬くなり摩擦が無くなったのか回りにくくなりました。手でぎゅっと押さえないと回らないのです。これまで、そのような時はゴムを紙やすりで擦って直していました。先日、地元のミシン修理屋さんに行って、そのゴム製品を購入することができました。ゴムを取り替えた後、ボビンがよく回るように微調整しておきました。そして、ミシンの何ヶ所かに油を差しておきました。

          手回し式ミシンを修繕後にボビンに糸を巻く


 そのゴム部品を購入したのは、柳井市のサンビーム柳井近くにある山崎ミシン商会です。来年の史跡巡りウォーキングの候補を調べている時に立ち寄りました。すると、店主が這いずりながら出て行きました。ご高齢のためか、転倒して足腰を痛めて歩けなくなったそうです。店内には分解したいろいろなミシンが置いてありました。探していたゴム部品がありましたので即購入しました。私が愛用しているのと同じ手回し式ミシンも展示してありました。店主がおっしゃるには「最近はミシンを売るばかりで責任もって修理する店がない」と不満を漏らしておられました。

 立ち寄った山崎ミシン    交換前のゴム製品    交換のため取り外す
  

 私も最近思うのですが、店主がおっしゃるように修理できる技術を持った店が無くなりました。修理するよりも新しく購入する使い捨ての社会になってしまいました。マイクロプラスチック公害もそのような社会が原因の一つだと思います。もったいない精神は死んだも同然です。何でも修理してしまう私のような人は、今や変わり者かも知れません。あまりの社会の変わりように、ため息をついてしまいます。

   右が新しく購入したゴム製品       新しいゴムに取り替え後
 

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古いハンマーナイフモアを修理(5/x)  直るか?

2021年10月20日 | 建設,工事,修繕

 時間がとれなくてなかなか進まないハンマーナイフモアの修理です。エンジンはかかるようになったのですが、エンジンの回転がスムーズに吹き上がらないのです。その理由は、ハンドルに付いているエンジンの回転を上げるためのスロットルレバーが効かないためです。レバーを回しても、それがエンジンのキャブレターに伝わらないようです。色々調べたところ、キャブレターとレバーを繋げるケーブルと内部を通るワイヤーが固着していることが分かりました。ケーブルを取り外して修理することにしました。

        スロットルレバーからケーブルを取り外す


 まず始めにスロットルレバー側のケーブルを取り外してみました。すると、やはりケーブルのワイヤーがスムーズに動きません。ペンチで挟んで引っ張ると、ようやくワイヤーが動きました。続いて、キャブレター側のケーブルを外しました。すると、やはりスムーズにワイヤーが動きません。そこで、ワイヤーを少し抜いて内部に油を何度も吹き込みました。その後、ワイヤーを出したり入れたりを繰り返しました。すると、少しずつワイヤーが動くようになりました。とても古いハンマーナイフモアですので、ワイヤーやケーブルの部品の在庫は無いと思います。少なからず動くようになったケーブルを再利用するしかありません。

レバー側ケーブルを外す  キャブレター側ケーブル    空気吸入口掃除
  

 動きが良くないもののケーブルを元の位置に取り付けました。そして、ハンマーナイフモアのエンジンを動かして試運転することにしました。燃料コックを開いて2,3回始動ロープを引くとエンジンがかかりました。まず最初に、前1,前2,後退の切り替えが効くか試しました。するとちゃんと動作しました。また、草を刈るハンマーナイフがちゃんと回転すると試しました。ちゃんと回転しました。そこで、試しに草が茂る畑に行きました。そして、正常に草を刈ることができるか試しました。
 すると、ちゃんと設定した高さで草を刈ることができました。しかし、左右タイヤの回転を制御する左右のクラッチがうまく効きません。特に左のタイヤを動作させるクラッチが正常に効きません。タイヤのクラッチ故障を修理しなければなりません。やれやれ!ハンマーナイフモアは、なかなか修理完了となりません。

  キャブレターに燃料ホースを繋ぐ      試しに草を刈ってみる
 

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古いハンマーナイフモアを修理(4/x)  直るか?

2021年10月07日 | 建設,工事,修繕

 ガソリンをキャブレターまで送る燃料ホースは全て新品に取り替えました。続いて、ハンマーナイフモアのキャブレターの分解・修理をしました。とても古い農機具のため、最初キャブレターの分解方法が分かりませんでした。しかし、しばらくキャブレターの取り付け部分やフロートの部分などを観察していると、分解手順が頭の中に浮かんできました。まずはスロットル部分の金棒とバネを外しました。次に、キャブレターの取り付け部分のナットを外しました。指先がやっと入る狭さなので、ナットをゆるゆると外しました。また、ナットを落とさないように注意を集中しました。

       ハンマーナイフモア本体から取り外したキャブレター


 取り外したキャブレターは、今のものに比べて大きめです。取り外しは困難でしたが、その後の分解修理は比較的楽でした。ガソリンや空気が通る穴に、キャブクリーナーを吹き付けました。また、圧搾空気を吹き付けたりしました。次にフロート底部を取り外しました。フロートはよく動きました。しかし、ガソリン量を調節するニードルバルブが固着していました。

  キャブの取り外し     外したキャブレター   フロート部を分解
  

 そこで、フロートを取り外すと同時に、ニードルバルブも取り外しました。ニードルバルブは極小ですので、メガネがないとよく見えません。ニードルバルブをよく見ると、側面がわずかに錆びていました。ガソリン内に侵入した水分で錆びたのかも知れません。ニードルバルブがスルスル動くように磨いた後、元の位置に戻しました。次に吸入口のエアーフィルターを取り外して、圧搾空気でゴミを飛ばしました。
 分解・修理したキャブレターをハンマーナイフモア本体に取り付けました。ガソリンを入れて 始動ロープを引くと、エンジンがかかりました。ですが、スロットルが硬くて回転を上げることが困難です。次回は、スロットル部の修理をしました。

   取り外したニードルバルブ      吸入口のエアーフィルター
 

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古いハンマーナイフモアを修理(3/x)  直るか?

2021年08月27日 | 建設,工事,修繕

 燃料ホースが硬化していたため、取り外した時に縮んでしまいました。そのため元の位置に繋げることができなくなってしまいました。このさい、新しい燃料ホースを1m購入しました。そして、新しい燃料ホースに取り替えました。ところが、燃料コック~キャブレター間はピッタリ繋げることができました。ところで、燃料タンク~燃料コック間は燃料ホースの内径は合ったのですが、外径が合わないのです。こんなことがあるのですね。外径が太い燃料ホースを買わなければなりません。とりあえず、内径は合ったので繋ぎました。燃料タンクからガソリンを流して、始動ロープを勢いよく引っ張りました。すると、一瞬ですがエンジンがかかりました。一歩進みました。

      燃料ホースの外径が合わない燃料タンク~燃料コック間    


 燃料ホースは本来ゴムのはずが、長年の間に硬化してプラスチックのように硬くなっていました。そのため、なかなか外せませんでした。そこで、ナイフを使ってホースに切れ目を入れました。その切れ目に沿って強く引っ張ると、剥がれるように外れました。燃料コック~キャブレター間に新しい燃料ホースを取り付けました。難なく取り替えることができました。

購入した燃料ホース1m   キャブレター側を外す   新品燃料ホースに交換
  

 続いて、燃料タンク~燃料コック間の燃料ホースを取り替えることにしました。同じように硬化した燃料ホースを取り外しました。そして、新しい燃料ホースを取り付けようとすると、あれっ!と気が付きました。燃料ホースの内径はピッタリ合うのですが、燃料ホースの外側に取りつけるクリップがスカスカなのです。つまり燃料ホースを締め付けることができないのです。明らかに外径が細いのです。やれやれ、外径の太い燃料ホースを買いに行かなければなりません。仕方ありません。

   新しい燃料ホースの取り付け     スカスカのクリップ、やれやれ!
 

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古いハンマーナイフモアを修理(2/x)  直るか?

2021年08月14日 | 建設,工事,修繕

 このところ雨ばかり降っているため野良仕事ができません。少しの時間ですが、ハンマーナイフモアの修理を続けることにしました。この前は燃料ホースや燃料コックの詰まりを直しました。いよいよキャブレター周りの修理に入ることにしました。まずは、キャブレターに繋がる燃料ホースをキャブクリーナーで綺麗にしました。そして、ガソリンを通しました。綺麗なガソリンが流れるようになったので、元通りに燃料ホースを繋ぐことにしました。ところが、その燃料ホースが何故だか縮んでしまいキャブレターに繋がらないのです。やれやれ困ってしまいました。

    キャブレターに繋がる燃料ホースをキャブクリーナーで綺麗に


 キャブレターに繋がる燃料ホースは、ギリギリの長さで繋がっていたに違いありません。外したとたんに縮んでしまったようです。どう引っ張っても元に長さになりません。無理に引っ張るとひび割れてしまいます。そのため、今回の修理はここまでとしました。次回はドライヤーで温めて伸ばそうと思います。それでもダメならば新しい燃料ホースを購入するしかありません。修理は遅々として進みません。

   燃料ホースにガソリンを通す    縮んでしまい繋げることができず
 

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古いハンマーナイフモアを修理(1/x)  直るか?

2021年08月10日 | 建設,工事,修繕

 我家に古いハンマーナイフモアがあります。8年位前に使っていたのですが、エンジンのかかりがとても悪かったハンマーナイフモアでした。そして、エンジンを始動できても回転を上げることができませんでした。そのため、低い草しか刈れませんでした。当然ながら負荷がかかる生い茂る草を刈ることができませんでした。
 今回このハンマーナイフモアを修理してみることにしました。ガソリンを少しばかり入れて始動ローブを引っ張りましたが、エンジンはピクリとも動きません。点検した所、燃料コックが詰まっているようです。この様子だと、当分治りそうもありません。空いた時間で数ヵ月かけて直そうと思います。

       時間をかけて修理することにしたハンマナイフモア


 そこで、燃料タンクからガソリンを燃料コックに流すホースを外しました。なんと、ガソリンは流れてきません。あきらかに燃料ホースが詰まっています。そこで、燃料ホースを針金でしこしこ突きながら通すとガソリンが流れるようになりました。最初黄色の液体がながれ、だんだん本来のガソリンの色になりました。ガソリンが流れるようになったことを確認後、燃料コックに燃料ホースを繋げると、これまたガソリンが流れません。燃料コックも詰まっているようです。

ガソリンをタンクに補給  矢印のように流れるはず    燃料ホースを掃除
  

 同じように針金でしこしこ燃料コックを突いて通すと、今度は粘りのある液体がどろりと流れ出してきました。これはもうキャブクリーナーで内部を掃除するしかありません。燃料ホースを再び外して、燃料コックにキャブクリーナーを吹き込みました。これを何度もしていると、燃料コックの通りが良くなりました。まだ汚れが燃料コックに残っているようなので、キャブクリーナーを吹き込んだまま一日置くことにしました。燃料コックそのものを外して、ガソリンに浸しておいてもいいかも知れません。

   燃料コック内を針金で掃除     燃料コック内にクリーナーを吹き込む
 

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季節外れの、こんな時期にタイヤ交換

2021年08月07日 | 建設,工事,修繕

  スタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)のノーマルタイヤへの交換が、忙しさにかまけて今日まで伸びてしまいました。これは私の怠慢に他なりません。4~7月の4ヵ月間無駄にスタッドレスタイヤで走行していたわけです。これは冬の1シーズン分です。今回やっと交換しました。久しぶりに自分でタイヤ交換して体力が落ちたことを実感しました。車を上げるジャッキのハンドルを回すことがことのほか大変でした。また、タイヤを持ち上げたり下ろしたりも大変でした。真夏であるためか汗が出まくりでした。今後は、車屋さんで交換してもらった方がいいかも知れません。交換完了後に自分にご褒美として、涼しい日陰でアイスを食べました。車屋さんでのタイヤ交換賃を考えれば、アイス1個は安いものです。

       トルクレンチを使ってタイヤのナットを締めあげる


 以前乗っていた四輪駆動のレガシーはやや重い車でした。ところが、当時はタイヤ交換はそれほど苦になりませんでした。当時は若かったからでしょう。冬になる前と春になった後に毎年のように自分でタイヤ交換をしていました。そして、毎年のように冬山やスキーに行っていました。そう言えば、スタッドレスタイヤが出る前にはスパイクタイヤもありました。雪の降る現地ではさらにチェーンを取り付けていたものでした。

 ジャッキで車を上げる    ナットを緩める     タイヤを取り外す
  

 私が子供の頃は田布施でも雪が降りました。よく長靴で雪道を学校に行っていました。最近暖冬のためか田布施は雪が降らなくなりました。スタッドレスタイヤはまず不要です。ところがこの冬、日本海側や山間部に行く用事がありました。そのため、道の凍結などを懸念してスタッドレスタイヤに交換しました。この時はスタッドレスタイヤを購入したタイヤ屋さんにタイヤを交換してもらいました。
 最近とみに力仕事がおっとくうになる自分です。都会では意識しないと力仕事はありません。しかし、田舎は意識しなくても草刈りや木の伐採などの力仕事が多いです。良い意味では体力温存やリハビリになりますが。

    ホイールカバーを取り付け      ようやく4個目のタイヤ交換
 

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