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東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

春の訪れ、福寿草の満開

2007年02月10日 | 花,野草

 今年の冬は暖冬でまだ雪が積もったことがありません。降っている雪さえ一度しか見たことがありません。このまま暖冬が続くと、雪が積もらない初めての冬になるかも知れません。この暖冬で福寿草が例年より約一週間早く満開です。毎年のことですが、この花が咲くと春が近いことを感じさせられます。

             落葉したもみじの根元で咲く福寿草


 福寿草の花はパラボラアンテナによく似ています。なんでもそのアンテナのような花びらで太陽の光を花びらの中心に集めて雄しべや雌しべを暖めているそうです。まだまだ寒い季節なので、そうして花の中心を暖めているのでしょうね。

           太陽に向かって一生懸命開く花びら


 花の中心をみると雄しべには花粉が付いています。しかし、この寒い季節どんな小動物が花粉を運ぶのでしょうか。昆虫も飛んでいないし、ネズミなどもまだ地中に潜んでいるでしょうから謎です。暖かい日には地上をにく観察すると、わずかの数のアリが動いています。このアリが花粉を運ぶのでしょうか。それても風で?

          アンテナのように大きく開く福寿草の花


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