東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

サトウキビの冬越し作業

2020年12月10日 | 麦,穀類,雑穀

 朝起きて畑を見ると、毎日のように霜が降りて真っ白になっています。ジャガイモやバナナなど、寒さに弱い植物がいっせいに枯れ始めました。その植物の一つにサトウキビがあります。冬越し作業を急がなくてはなりません。茎を30cm程度に、また、節を二つ以上付けて切断します。そして、箱に入れて屋内の暖かい場所で貯蔵します。最近は、温暖化のせいか又は貯蔵方法の改良の結果か、冬越しの成績が良くなりました。来年春までに何本のサトウキビが冬越しできるでしょうか。

         冬越しのため茎を切断しているサトウキビ


 霜で草が枯れてしまったため、背の高いサトウキビだけが目立ちます。冬越しに必要な箱を用意して、底に新聞紙を敷き詰めます。そして、越冬に必要な本数のサトウキビの茎を切ります。次に茎から葉を取り除き、30cmごとに切断します。切断した茎を、箱にぎっしりと詰めていきます。箱の中には、サトウキビの茎に加えて温湿度計を入れておきます。なお、蓋はきっちりの閉めません。少し隙間を開けておきます。サトウキビから出た水分で結露することを防ぐためです。

   畑のサトウキビ    根本をのこぎりで切る   箱にぎっしり詰める
  


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