さぁ行こう!箱根越え。箱根八里を。
『箱根の山は天下の剣。函谷関もものならず』
小田原宿 箱根口交差点からスタートです。
ここは箱根駅伝5区のスタート地点近く。駅伝コースと同じルートです。
スタートしてほどなく、新幹線をくぐると旧道が右手に。
箱根板橋
旧道には豆腐屋が。おばちゃん二人で作業中でした。 その先にはかなり古い建物も残っていました。
この先で再び駅伝コース(国道1号)に戻ります。
早川沿い・小田急線沿いの道です。
ちょうどロマンスカーが来ました。
蒲鉾の鈴廣さんに差し掛かる前で踏切を横断。鈴廣さんの裏を通る感じになります。
風祭の一里塚跡
三枚橋で早川を渡り、駅伝コースとは別れてしまいます。奥に湯本駅が見えます。
箱根 森のバウム あー買いたい!けど走るには荷物になっちゃうし…
旧道はいきなり急坂の連発です(写真ではわかりづらいですが)
早雲寺 本堂
「大永元年(1521年)、北条早雲(伊勢盛時)の遺言でその子北条氏綱が京都大徳寺第83世以天宗清を招き創建」
旧道の町並み
蘇我兄弟の遺跡と書いてあったので寄ってみた正眼禅寺
一里塚跡
山紫園の脇に石畳の旧道が残されています。
またまた急坂… 昔の旅人は鎮雲禅寺の滝ではのどを潤したのでしょうか。
馬に乗った女性が転ぶほどの急坂ということで「女転がし坂」という名になったようです。
割石坂 江戸時代の石畳も部分的に残っています。その部分は少し丸っこく・不揃いで歩きづらいですね。
箱根路は時代時代によってルートが変わっていたんですね。
箱根までの中間点近くになるこの辺りには接待茶屋があったようです。
旧道が残されています。
大澤川
大澤坂 このあたりも急坂です。
史跡の碑
畑宿は小田原・箱根の間の宿でした。ここがその本陣跡で明治天皇も小休止されています。
このあたりに寄木細工の工房などがたくさんあります。
畑宿一里塚 両脇共に塚が残っています。
西海子坂 ずーっとつながっている坂も少し進むと・カーブすると別の名前がついています。
どれだけの坂の名が存在するんでしょう…
橿木坂 ここはとりわけ急坂です。歩いて登るだけでもかなりしんどいです。
見晴橋 畑宿から1.5km、甘酒茶屋まで1.3km。もう少しで休憩できます…
甘酒橋 もう茶屋はすぐそこでしょうか?
猿滑坂 さるも滑るほどの急坂
追込坂 坂そのものはゆるやかです。ここを左に折れてすぐに茶屋のはず…
茅葺の建物、休憩所・旧道の資料館になってます。電気もついておらず…
甘酒茶屋に到着
ここでしばしの休憩。
甘酒と力餅をいただいて出発です。
最後の上りです。雪が少々残っています。私以外にも旧道を歩く人たち。
箱根二子山 元箱根に向かって下りていくだけです。
「箱根八里は馬でも越すが、こすに越されぬ大井川」の碑
下りを進むと「権現坂」に差し掛かります。ここからようやく芦ノ湖が見えるようになります。
芦ノ湖が見えた! そして湖畔に行くと箱根神社の鳥居も見えます(富士山は雲に隠れてます)
箱根の杉並木 日光杉並木のように残されている杉は立派なサイズです。
杉並木を抜けるとすぐに関所のはず…
箱根の関所 入り鉄砲と出女のチェックです。ここ箱根と木曽の福島の関などいくつか重要関所がありました。
ここは通過するならお金取られません。
高札場
関所を抜けて国道1号に再び戻ります。
◆旧東海道を行く
第1回:2013年2月17日(日)
日本橋~品川宿~ 川崎宿~神奈川宿~ 保土ヶ谷宿~戸塚宿
第2回:2013年3月3日(日)
戸塚宿~藤沢宿~平塚宿~ 大磯宿~小田原宿
第3回:2013年2月9日(土)
小田原宿~ 箱根宿~三島宿
第4回:2013年5月3日(金・祝)
三島宿~沼津宿~原宿~ 吉原宿~蒲原宿
第5回:2013年5月4日(土)
蒲原宿~由比宿~興津宿~ 江尻宿~府中宿~丸子宿
第6回:2013年5月5日(日)
丸子宿~岡部宿~ 藤枝宿~島田宿~ 金谷宿~日坂宿
第7回:2013年12月21日(土)
日坂宿~掛川宿~袋井宿~ 見附宿~浜松宿~舞坂宿
第8回:2013年12月22日(日)
舞坂宿~新居宿~ 白須賀宿~二川宿
五街道シリーズ
◆
旧東海道を行く 日本橋~
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旧中山道を行く 日本橋~
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旧日光道中を行く 日本橋~
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旧奥州道中を行く 宇都宮追分~
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旧甲州道中を行く 日本橋~