すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

処暑に無用の用を語る

2017年08月23日 | 雑記帳
 桑田佳祐の新譜が今日発売される。そのタイトルは『がらくた』。雑誌PENが特集をしているなかに「無意味に積み上げられた『がらくた』の中にこそ、物事の本質や素晴らしさが宿る」と彼のコメントが載っていた。肩に力をいれないように見せているが…「無用の用」を語る同い年のミュージシャンは枯れていない。


(整理をしていたら、2009年7月22日「日食」の日の写真が出てきた)

 甲子園は地元秋田が負けたので仙台育英に期待した。大阪桐蔭戦の劇的な勝利には興奮させられた。翌日の広陵戦は残念な結果となったが、何より後味が悪いのはネット上で騒がれた桐蔭戦の走塁プレーのこと。正捕手の欠場との関連性が取り沙汰されていて、勝ち負け以上に苦い思いがする。気色悪い構図である。


 ありがちなランキング番組だったが「日本人が一番噛んでしまう日本語とは」が面白そうで見入った。「老若男女」「取り沙汰される」「手術中」など何気ない言葉、しかし確かに言いにくい。それにしても驚いたのは、これらの言葉が「ドラえもんの真似」をするとしっかり言えること。何か発音上の秘密があるのだろう。


 BSプレミアム『あてなよる』は季節ごとの連続放送、その夏篇が終了した。料理研究家大原千鶴のバラエティに富んだ「あて」も素晴らしいが、もっかの興味対象はソムリエ若林英司が、料理にどんな酒を合わせるか。必ず予想する。続けていたら「打率」が高くなってきて7割程度を維持し、一人悦に入っている。