すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

♪枯れ葉散る夕暮れは…♪

2021年11月16日 | 雑記帳
 図書館ブログPRのためFBに書いた「濡れ落ち葉」のこと。その意味を知らずに40代の頃に使っていた。自分はまだかろうじて職を得ているから落葉ではないか、いや枝から離れたがどこかに引っかかっている状況か。まあ居場所がどうあれ、どんなふうに色づいているかだ…いずれは舞い降りていくにしても。



 これもFBに少し書き散らした。作文審査をしていて「体験的」な題材が少なくなったと感じた。無理もない。学校行事・地域行事が軒並み中止、制限されているのだから。しかしその影響云々を考えても、長い歴史スパンで見ればほんの些細なことに違いない。我々もまた、その程度の時間に存在するということだ。


 この辺りでアミコ、アワコと称される雑茸は、例年少しだけ採っていたが今年は全然駄目。茸全体が不作と聞いていたし残念と思っていたら、ナメコなど今出てきたと複数の知り合いからいただいたりした。土の温度に関係があるらしい。どんな生き物にも成長する「適温」があるのだと、唐突に孫の姿を見て考えた。


 日曜日、かつて勤務した学校の閉校式へ。8年ぶりに入る校舎は統合を控えて少しだけ改修されていたが、中心に円形の庭を持つ独特のつくりは、やはり懐かしさを感じる。真ん中に立つ一本の樹は、三分の二ほど黄色い葉を落として佇んでいた。在職当時、この樹をずいぶんと撮った。今、樹が見つめた日々を想う。


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