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労働力調査(基本集計)2023年(令和5年)平均結果<若年無業者>

2024-04-10 03:00:01 | 労働経済情報

若年無業者数は、2023年平均で59万人と、前年に比べ2万人の増加と
なった。
若年無業者の人口に対する割合は、前年に比べ0.1ポイントの上昇となった。
35~44歳無業者数は、2023年平均で37万人と、前年に比べ1万人の増加
となった。
35~44歳無業者の人口に対する割合は、前年に比べ0.1 ポイントの上昇
となった。

☆☆====================================================☆☆

この労働力調査における
若年無業者とは、15~34歳の非労働力人口のうち家事も通学もしていない
者です。
35~44歳無業者は、35~44歳の非労働力人口のうち家事も通学もしていな
い者です。

若年者の雇用の動向に関しては、平成24年度試験や平成28年度試験、令和
2年度試験の択一式で1問出題されるなど過去に何度も出題されていますが、
若年無業者については、

【 H21-3-B 】
労働経済白書によれば、いわゆるフリーターの推移をみると、2003年にピーク
を迎えた後、新規学卒者の就職状況が改善したこともあり徐々に減少したが、
滞留傾向が懸念される年長フリーターが引き続き課題となっており、また、
若年無業者(15~34歳の非労動力人口のうち、家事も通学もしていない者)
の推移をみると、2007年は162万人と、前年に比べて大幅に増加した、とし
ている。

という出題があります。
これは、誤りです。

「162万人と、前年に比べて大幅に増加した」
とありますが、
「62万人と、前年と同水準」
でしたので。

数値を置き換えて誤りを作っていますが、大きく違う数値になっています。

このような数値、ほんのわずかな違いで誤りとして出題されたとしても、
正誤の判断をすることは極めて難しいですから、大きく違う数値で出題した
のでしょう。

ですから、
令和5年調査では「59万人」とあるので、
60万人くらいというような感じで知っておけば、同じような出題があった
としても、対応できます。

 

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健保法H28-3-C

2024-04-10 03:00:00 | 今日の過去問

今日の過去問は「健保法H28-3-C」です。

【 問 題 】

被保険者が就業中の午後4時頃になって虫垂炎を発症し、そのまま
入院した場合、その翌日が傷病手当金の待期期間の起算日となり、
当該起算日以後の3日間連続して労務不能であれば待期期間を満た
すことになる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【 解 説 】

待期は、原則として労務に服することができない状態になった日から
起算します。そのため、設問のように就業時間中に生じた傷病により
労務不能となったのであれば、その日から起算します。

 誤り。

 

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