もう余りにグチャグチャでとんでもないことが起こり続けていて、何から文句を言えばいいのかという感じです。
国民新党のクーデター、我欲に目がくらんでの親殺し、昔だったら、重罪中の重罪です。与党の大臣の地位と政党助成金に目がくらんだこの連中、「郵政改革法案が成立するまでみとどけないといけないから」というトンチンカンな恥知らずな言い訳をしたそうですが、田中康夫氏や亀さんが言うように、郵政改革法案はすでに国民新党の手を離れており、与党の大臣席にいようといなかろうと関係ないのです。彼らが悪いのはもちろんですが、それよりさらに悪いのは、自ら連立離脱を承諾しておきながら、連立している方が都合がいいということで、クーデター軍の理屈を採用したドジョウ内閣だと思います。ドジョウの恥知らずも留まるところを知りません。地上げ屋さんによると、クーデター軍、たっぷり毒饅頭を喰ったそうですが、毒饅頭を喰ったり喰わせたり、こういうのは犯罪ではなのですかね。国民の税金なのですから、官房機密費の使い道は公開しないといけません。以前、「使い道を言ってしまったら、機密性が失われ、機密費の効果がなくなる」と阿波の三百代言、悪徳弁護士が詭弁を弄しましたが、この人もすっかり過去の人となった昨今です。まだウラでいろいろ画策しているのでしょうか。
ドジョウは、例によってヤラセの安全性確認の儀式をやって、大飯原発再稼働を了承しようとしているようです。保安院がそもそも「ムラ仲間」なのですから、どうしようもありません。検察と裁判所、ヤクザと警察、自民党と社会党、ジャイアント馬場とブッチャー(ちょっと古いか)のように、表面では対立しているようでも、ウラではしっかり手を握っているのですから、子供ダマしの大茶番です。この再稼働という結論が先にあって、それに合わせて安全基準を変えるというやりかたに対して、8日の東京新聞は社説とコラム筆洗で、痛烈に批判しています。先週はさすがの朝日新聞もこの茶番を批判していました。とにかく、このドジョウ、冷温停止宣言や消費税増税などなど、やりかたが、いちいち本当に稚拙です。あまりに稚拙すぎるので、何かウラがあるのではないか、と考える人さえでてきています。例えば、ちょっと前の「反戦な家づくり」では、消費税増税法案に関しては、実はわざとゴリ押しして消費税対立を煽って、それを原発問題の目くらましに利用しているのではないか、という説が提案されていました。「国会探検」の「国会の消費税問答」では、ドジョウが、国会で、消費税増税を性急にやろうとするのは何故かと問われて、自民党時代に作られた税制改正法を理由にあげた答弁から、自民党が通した法を逆手にとった自民党分断戦略である可能性が述べられています。しかし、前の史上最低の総理、空きカンの行動とその顛末を考えると、ドジョウの稚拙さは、やはり単なる無能の現われに過ぎない可能性の方が遥かに高いと思います。
4日の朝日新聞のクソ社説(小沢氏は、ドジョウに従えという、例のやつです)に、Twitterでかなり激しく反論した大阪市長に対して、朝日の論説委員がまた反論にならないような反論をして、さらにボコボコにされたという出来事がありました。もちろん朝日がアホすぎるのですが。ところで「アサヒる」という動詞があることを、私は最近知りました。「事実を捏造する」とか「一方的で執拗な攻撃を加える」という意味らしいです。Wikipediaはもちろんのこと、「現代用語の基礎知識」にも収載されている言葉だそうです。調べてみると、同様の意味で「ヨミウる」とか「マイニチる」とかいう言葉も使われているようです。それに比べれば、財務省の手先の国税庁の執拗な嫌がらせにもめげず、中日新聞、東京新聞は、メディアの良心を失わずに頑張っています。魚住さんも東京新聞を絶賛しています(東京新聞の挑戦)。朝日のデジタル版にいくと、「大学入試問題に非常に多くつかわれる朝日新聞の社説。読んだり書きうつしたりすることで、国語や小論文に必要な論理性を身につけることが出来ます」などと、恥ずかしげもなく書いてあります。偏見と捏造満載で論理破綻も甚だしい「アサヒった」記事を読めば、ダメな文章とはいかなるものかに関する理解ぐらいは深まるかも知れませんが、子供の精神発達には悪影響が及ぶでしょう。何と言っても「開いた口が塞がらない」レベルですから。
私、この大阪市長はちょっと危険人物だと思っておりますが、この人の鼻は利くし、大衆に受けてかつケンカをしても負けない敵を見つけては攻撃する煽動的手法はお手のものです。攻撃相手として朝日を選んだというのは、朝日を攻撃することは国民に受け、そしてそのケンカでは負けない、と踏んだのでしょう。朝日とのケンカに関しては、今回は、敵の敵は味方ということにしておきましょう。そして、そのよくきく鼻で、石原都知事ではなく小沢氏にすり寄ろうとしているという動きが何を意味しているのか、ちょっと興味深いです。つまり、小沢氏に近寄っておいた方が次の権力に近いと判断したということでしょう。今月後半の小沢氏の判決、私は、裁判長が公訴棄却をせず、東京地検も捏造調書をでっち上げた一連の検察内部の人間を逮捕もしなかった、という時点で、大善裁判長も、最高裁の指示通り(?)、でたらめな理由をでっちあげて有罪判決を出すのではないか、と危惧しています。しかし、この大阪市長の言動を見ると、判決がどうあっても、ドジョウが自爆した後に残るのは小沢氏しかいないだろうと考えているのではないかと思わされます。石川氏らに推認につぐ推認で有罪判決を出した、ミスター推認こと登石裁判長は、大阪地裁へ格下げ移動になったという話を聞きました。判決に対する国民からのクレームが余りに大量に来たので、有罪判決を出せば東京高裁へ昇進という約束のはずだったのに、逆に地方に飛ばさざるを得なくなったようです。(きっと、ほとぼりが冷めてからコッソリ昇進するのでしょう)今回、もし、大善裁判長が有罪を出せば、クレームはミスター推認の時の比ではないでしょう。さすがに最高裁事務局と言えども国民の顔色に注意を払うようにはなっているようです。いずれにしても、腐敗した司法やマスコミは遠からず裁かれることになります。