百醜千拙草

何とかやっています

ジャンヌダルクとポンコツ

2018-11-06 | Weblog
政府が法律を悪用し、沖縄県の辺野古基地工事承認撤回の効力を止める国土交通相による執行停止という卑怯なやり方で、県と県民の意向を無視して、1日に国が工事を再開。辺野古では1000人を超える人のデモ。政府の申し立てを政府が行政判断するという茶番。そもそもこれは一般国民の権利を守るための法律であり、政府が申立人なることを想定したものではないわけで、こういうグレーゾーンを意図的に利用して権力側が民意を無視して強行するアベ政権のヤクザっぷりがよく現れています。

関して、横浜市議、井上さくらさんのツイート。
米国は地元の了解を得ずに基地新設する事をよしとしない。
基地の安定性や配属軍人とその家族の環境を損なうから。
これ横浜市内の池子米軍基地への住宅建設反対運動の中で何度か確認した事がある。
米軍でさえ求めていない事を、日本政府が沖縄に対して行う。
安全保障でも何でもないと思う。

ま、沖縄の辺野古に基地を作って得をする政府関係者やそのまた関係者がいるわけですな。アベ政権新内閣発足から一月ながら、すでに片山さつきを筆頭に、5人の閣僚が、不正献金、口利き疑惑、で内閣は叩いてホコリのでるやつばかり。国会ですでに追求されていますが、その答弁を見る限りは、クロと判断せざるをえない。ま、証拠もあるわけですしね。東京新聞が報じています。昔は、身体検査はシッカリやったものでした。この政権では、アベを筆頭にアベ内閣の無法ぶりをみて、いくらホコリがでようともしらばっくれば乗り切れるとでも思っているのでしょう。不祥事で辞めた人間がその決着もつけずに復活するようなトンデモない内閣ですからね。

東京新聞は、地方新聞とはいいながら大手新聞社の中では、公平な報道、社説やコラムが読めるの新聞だと思いますが、なんといっても、尊敬できる頑張りを見せているのが望月記者。ガースーの会見では、政府の触れてほしくない質問をするので、ガースーは随分前から、その質問にマトモに答えないというアベ政権らしい対応策を取るようになりました。それが最近は呆れ果てる酷さ。加えて司会役のバカが必ず、望月記者が質問しだすと、話の腰を折ろうと「質問はお手短にお願いします」と横から割って入る。普通なら、ここまで嫌がらせをされれば、望月記者も心が折れるというものでしょうが、彼女は肚が座っています。周りは記者も含めて全員敵のような会場で、ズバリ急所を質問する。ガースーは当然、正直に答えることができないので、答えない戦略を取る。ま、そういう反応をとるだろうということはわかっていても、あえて政府のクズぶりと他社の政治記者の無能ぶりをあぶり出し、人々に知ってもらうという使命感で、日々質問しているのだろうと思います。彼女の周りに座っている記者クラブの腰抜けどもも援護射撃に加わったらどうなのかと思いますが、連中は記者魂よりも政府の広報誌と成り下がった新聞社から貰う給金を守るほうが大事なのでしょうな。望月記者、報道界のジャンヌダルクと呼ばせていただきましょう。

幸い、TV、新聞報道はなくても、インターネットでこのガースーのクソぶりを知ることができるのですが、本当に腹がたちます。Umekichiさんが、この望月-ガースー対決を動画付きのシリーズでツイートしていますので、リンク。








明日はアメリカでは中間選挙。アメリカのクソ、トランプの政権に対する最初の審判です。中間選挙の若い人の投票率は低いのですが、今回は増加が見込まれる様子。これは、トランプ政権に不満を持つ人が多いことの証左でしょう。アメリカの若い人で選挙に行く人は自分の政治的意見を持っている人が多い印象があります。(同調圧力やメディアの扇動に影響されやすい)若い人の投票率が増えると(金と力を持っている)与党が有利になる日本とは逆でではないかと思います。
コメント
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