百醜千拙草

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映画音楽

2018-11-09 | Weblog
 フランシス・レイさん(フランスの作曲家)同国のメディアによると、7日までに死去、86歳。亡くなった日や死因は明らかにされていない。
 32年、フランス南東部ニース生まれ。シャンソンの作曲でキャリアを始め、「ダバダバダ」のスキャットで知られる映画「男と女」(66年)のテーマ音楽が大ヒット。その後もクロード・ルルーシュ監督と名コンビを組み、「白い恋人たち」など数々の映画音楽を作曲した。米映画「ある愛の詩」(70年)ではアカデミー作曲賞を受賞した。

というニュース。

子供の頃を思い出しました。インターネットもなく、TVの情報も限られていた時代で、外国の様子を知るのは本や映画に限られていました。よく知らないからこそ、余計に知らない外国への憧れは掻き立てられるものでした。当時は映画の音楽もクオリティーの高いものが多く、かずかずの名曲が映画とともにヒットしまいした。ウチにあった映画音楽のLPレコードを週末に聞いては、遠い外国の様子を想像したりする萩原朔太郎のような子供時代でした。当時、イタリアのニーノ ロータとフランスのフランシス レイ、あとアメリカのヘンリー マンシーニの勢いは大したもので、中でも、私はフランシス レイが好みでした。多分、それは、その映画音楽集のジャケットにもなっていた「エマニュエル夫人」の半裸のシルビアクリステルの写真が子供の私に強烈な印象を残したせいもあるのではないかと、推測するわけですが。

そのエマニュエル夫人の続編のテーマではフランシス レイ本人がシルビア クリステルとデュエットしています。
ウブな子供には刺激の強いものでした。


白い恋人たち。これを聞くとノスタルジックになりますね。


映画そのものはダメでしたが、音楽は良かった「ある愛の歌」


文化の盛りを過ぎ、一人一人と世を去っていくフランスは、私からだんだんと遠くなっていくようです。
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