百醜千拙草

何とかやっています

いよいよ始まる?

2018-11-17 | Weblog
先週のニュースですが、
日銀の総資産、戦後初の「GDP超え」 553兆円に
大規模な金融緩和で大量の国債を買い続けている日本銀行の総資産の規模が、国内総生産(GDP)を上回った。13日公表の10日時点の総資産は553兆5922億円で、名目GDPの552兆8207億円(4~6月期、年換算)を超えた。日銀の総資産が同じ年のGDPを超えるのは戦後初めて。
 総資産のうち国債が約469兆円、上場投資信託(ETF)が約22兆円を占める。黒田東彦(はるひこ)総裁の下で異次元緩和を始める直前の2012年度末の総資産は約164兆円で、この5年余りで約3・4倍まで膨れあがった。

この記事で示されている日銀の資産という名の不良債権の急激の増加と全く伸びないGDPのグラフ、恐怖を覚えます。しかもこのGDPは政府が数字の取り扱いをごまかして5%以上の下駄をはかせた数字らしいです。海外実習生が日本で低賃金で酷使されて失踪が相次いている問題では、法務省の失踪理由の数字にミスがあったと報道されていますが、野党はこれは政府の虚偽集計だと非難。

長妻議員。 技能実習生の失踪者に動機を聞く法務省調査。9割近くが「より高い賃金を求めて」とされたが、実際はそんな選択肢はなかった。 「低賃金」「低賃金(契約賃金以下)」「低賃金(最低賃金以下)」のいずれかを選ぶと「より高い賃金を求めて」にされてしまった。まだまだ虚偽は沢山ある!

政府の数字は信用できませんが、その政府がゴマカしてゲタを履かせた数字を見ても、アベノミクスの大失敗は一目瞭然。この失敗のツケはドーンとくるでしょう。
その一方で、外交無能のバカ殿は、出かけて行ってはカモにされる。プーチンには軽く捻られて、全体の5%の二島だけの領土変換という形で押し切られ、北方領土の全島の主権は正式にロシアのものとなりつつある、アメリカには国内向けにでっち上げたTAGといかいう造語をペンスにFTAだと言い直される。外国に出かけるたびに、カネを毟り取られる上に要らぬことを言って、先人が守ってきた日本の国富を大きく損なう。こんなバカをやっていて国が持つわけがないと思っていたら、日銀が必死で買い支えてきた株式市場は続落中。
ついに崩壊が始まったのかと戦々恐々です。
テクニカルな解釈では株式市場は早晩、大暴落の兆しが見えるそうです。そうでなくても、円をひたすら刷りまくって、株を買ってきた日銀がその含資産が国家のGDPを超えているという異常事態があるわけで、円を刷るのをやめた時点で大暴落が起こるのは必然なのですが、どうも刷り続けていても限界に達した様子。そりゃ、経済成長終わって30年経っている老年期に入りつつある日本を無理に成長させようと、エナジードリンクを飲ませ、ステロイドをうち、カテコラミンを注入しても、老人が成長するわけもなく、むしろ、病気を悪くして死期を早めるだけでしょう。いよいよなのかもしれません。

もう手遅れかもしれませんけど、それでもあのバカ殿とそのバカに輪をかけた口と根性の曲がった財務大臣は一刻も早く引きずり降ろさないといけません。

バカ殿は、先週、日ロ交渉で、返還後の島に米軍基地を置かない考えを日本がロシアに伝えていたことが明らかに。
Umekichiさんのコメント。米国は日本のどこにでも基地を置く事を求める事が出来るのに。こいつまたその場しのぎの口から出任せ言ってるよ。日米地位協定の改定もしないで、また適当な事言いやがって。自分で自分の首締めてどうすんだ。

この調子だとひょっとしたら米軍の方が先に引きずり降ろそうとするかもしれませんね。
コメント
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