百醜千拙草

何とかやっています

今年の抱負と希望

2019-01-01 | Weblog
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

月日の区切りは生活を見直す良い機会ですね。新年といえば、New year's resolution、今年の私の仕事上の抱負は、昨年始めたcell engineering系のプロジェクトを軌道に乗せること、データサイエンスの手法を学び、大量データ解析とその視覚化が自分でもある程でできるようになることです。余裕があればパターン認識とディープラーニングもちょっとかじってみたいと思います。また夏頃から新しいtranslational research projectを始める予定です。神経学的評価がからむのでその部分の知識も身につけたいと思っています。協力してくれる専門家は確保しました。プロジェクトそのもは手法的には従来のマウスを使った応用研究で、あまり頭は要らないのでガシガシとやるだけ。新しいことをするのは楽しいですが、cell engineeringに関しては、いろいろ考える頭も必要で、一年以内に成功の目処をつける必要があるのでちょっとプレッシャーです。そのために生物系engineeringで学位をとったポスドクを雇ったのですけど、ちょっと先行き不安な出だし。論文用の研究も同時進行しないといけないのでまた忙しい一年になりそうです。

仕事以外では、今年こそ、デタラメ政権を退陣に追い込みたい。先日、ツイッターで知ったフランスの雑誌の特集(下)ですが、戦後を知らない時代に生まれて育った世代が大多数となった日本人は、日本が戦争する可能性についてなかなか想像しにくいと思いますけど、世界ではずっと戦争や内戦はあちこちで続行中、戦争は外国の人にとってはリアルな脅威です。外国から今の日本を眺めたら、アベが「戦争」をしたがっていると解釈するのが自然でしょう。昔から、他国を侵略して略奪することはもっとも手っ取り早く富をつくる方法です。無論、国民にとっても国にとってもはこれは長期的も短期的にも割に合いません。しかし、アベやアベを操る一味にとっては、戦争は十分に割があうと計算していると思います。

VA-T-EN GUERRE: 戦争へ向かう日本



私も何度か、危惧を述べましたが、アベを操る一味が描いている絵は戦争でしょう。むしろ、それに向けて国民生活をわざと困窮させ、国民が戦争に活路を見出すしかない、という気分になるように追い詰めようとしていると思えます。戦争と言っても憲法があるので、おおっぴらにはできないから、米軍の使いパシリとして戦争に一枚噛むという形にして、どこかに行ってとりあえず戦争に加担する。それを日本の国益のためであると喧伝する、そして戦争なので非常事態宣言を出し、政令を憲法より上位におく、その上で、政令に基づいて国民の資産を凍結し、政府の借金をチャラにした上で、火事場泥棒的にアベ一味は国民の財産を盗む、ま、そんなところではないか、と想像するのです。戦争の理由や戦争の場所はどこでも良いのです、あのアルカポネ気取りのヤクザが漏らしたように、ナチスの手法に学んで民主的に独裁制を敷けば良いと思っているのしょう。独裁者の最後は惨めなものなのに。

戦争の理由はいつもカネです。売国奴、アベ政権が、これまで批判を受けながらもこっそりやっていた国富の私物化を、戦争という名目で、もっと大掛かりにやって、それと同時に日本政府財政を建て直す、そんな邪悪な企みは現実に存在すると思います。アベがアメリカにヘコヘコするのに、アジア諸国には横柄な態度に出るのは、戦争にはアメリカにまず動いてもらう必要がある一方、国際紛争が日本がらみで起きることがアベ一味の戦争計画にとって都合がいいからではないか、と勘ぐっています。そのためには沖縄に米軍基地があることが望ましい。だから、アメリカは移設費用を出してくれればいつでも在日米軍をグアムに移すと言っているのに、日本政府は沖縄県を犠牲にしてでも米軍の沖縄駐留を恒久化しようとしているのでしょう。太平洋戦争の時、アメリカがハワイを捨て石にして真珠湾攻撃を誘ったように、アベは沖縄を捨て石にして戦争をしたいとでも思っているのではないでしょうか。そのために、わざわざ諍いを作り出すようなバカ丸出しの行動をするのではないでしょうか。韓国のレーザーにしてもIWF脱退にしてもそうです。なぜ、わざわざ批判されることが明らかな行動に出るのか、何か目的がなるのでしょう。(もちろん、アベやアホーやアベの腰巾着の自民党員のレベルを見ていると、単に思考能力がないだけで深い謀慮があるわけではないという仮説も捨てれませんけど)

アベもその腰巾着の自民党員も、そもそも、国民や日本の将来よりも、自分の今と次の選挙のことしか頭にない連中です。だから、国際社会の非難を無視し、国会での議論もせず、国民の合意もなく国際捕鯨委員会を勝手に脱退した上、自民党の食堂で鯨料理を出し、あの寝業師も「鯨はわれわれの食生活に欠かせない。変なことばかり言う国(の人)が日本に来たときには、鯨をどっさり食わせる」という痴呆丸出しのことを言う。私が最後にクジラを食べたのは30年前、その時でさえクジラ肉などどこのスーパーにも売っていませんでした。この寝技しか特技がない役立たずは、わざわざ世界と多くの国民の神経を逆なでして「クジラが食生活に欠かせない」などという理由は、地元の和歌山の捕鯨業関連団体の票欲しさでしょう。自分の票さえ確保できれば、それによって日本全体が被る被害のことなどどうでも良いと思っているのでしょう。
自民党にもまだマトモな人はいるはずだと思いたいですけど、アベ、アホー、ガースーをはじめ、その金魚のフン連中をみていると、暴力団とチンピラヤクザにしか見えません。

戦争が長期的に問題の良い解決法であった試しはありません。国民を騙し、他人の命や財産を奪い、地球を破壊する、その行為に「人間」としての正当性があるはずもない。戦争に活路を求める、つまり他人の命や財産を犠牲にしてカネもうけする、というのは邪悪としか言いようがない。しかしアベはすくなくとも世界からは、邪悪なトランプのバター犬、そう見られています。

愚かな独裁者が国を滅ぼすのは歴史に多くの例を見つけることができます。しかるに、アベ一味は、マスコミを操作し国民総白痴化を推進して、権力を掌握し、偽造、捏造、ウソ、ゴマカシ、挙句に馬鹿げた閣議決定と強行採決で無茶を通してきました。それも己が利益のためです。国を売り、国民を路頭に迷わせることによって、自分とオトモダチはその富を搾取する、あたかも自分の家に放火して保険金をだまし取る詐欺師のようです。このウソつきの邪悪な詐欺師を政権から引きずり降ろさないと、小田嶋さんの予言が実現してしまいそうです。


新年そうそう気の滅入る話で申し訳ありません。ま、しかし「門松は冥土の旅への一里塚」という言葉もあります。無事に年を越せためでたさを祝うと同時にこれからの困難にも十分警戒することが必要でしょう。

今年こそ、アベが退陣し、長期的視野を持って日本の平和と国民の幸福を実現する方法を考えられるような「知恵」を持ったリーダーが現れることを望みます。
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