tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

スーパーニュースアンカー(関西テレビ)に、奈良が登場!(2011Topic)

2011年10月21日 | お知らせ
関西テレビのワイドニュース番組「スーパーニュースアンカー」(16:48~19:00)で、奈良が特集されます! 17時台に20分ほどの奈良特集枠が設けられ、私も4分ほど登場する予定です。キャスターはおなじみ、奈良市在住の山本浩之さんです。

奈良は本格的な秋の観光シーズンを迎え、正倉院展も目前。『ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良 2012』は、本日発売です。そんな話題満載の奈良の最新の動きがレポートされる予定です。もちろんミシュラン発表会の様子も紹介されます。

17時台の奈良特集、ぜひ皆さんご覧ください!
コメント (12)
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ミシュラン奈良 本日発売!(2011Topic)

2011年10月21日 | お知らせ
《聞こえただろうか? あれは日本が新たな世界の食の中心地に躍り出た音だろうか。現在のところ、少なくともミシュランガイドはそう指摘している》。ウォール・ストリート・ジャーナル(10/19付)は、そう報じた。続きには《厳選したレストランとホテルを紹介する「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012」のセレクションが18日、発表された。日本語版と英語版で10月21日から発売されるこのミシュランガイドによると、日本は3つ星獲得軒数でフランスを追い越した。昨年はフランス勢と接戦だったが、今回発売されるミシュランガイドによると、日本が大きく引き離している。日本全国では3つ星獲得店は29軒と、フランスを4軒上回った》。その29軒のうちの1軒が、奈良の「和 やまむら」だったのだ。
※トップ写真は、小西さくら通りの啓林堂奈良店前で(10/22追加)

ミシュランガイドの発売日は今日(10/21)のはずだが、昨日、会社帰りにTSUTAYA学園前店を通りかかると、すでにたくさん平積みされていたので、早速1冊買い求めた。星(☆)ではなくアスタリスク(*)で表示されていたことに、初めて気づいた。ぱらぱらとめくると、京都の瓢亭(***)、要庵 西富家(**)、菊乃井露庵(**)、浜作(**)、魚三楼(*)、たん熊北店本店(*)など、私の好きな名店と同じガイド本に奈良の25か店が名前を連ねているのを眺めるのは、壮快な気分であった。

なおミシュランに掲載された奈良の店舗は、
 【☆☆☆】
和 やまむら(日本料理、奈良市)
 【☆☆】
温石(同、奈良市)▽花墻(同、奈良市)▽夢窓庵(同、奈良市)
 【☆】
味の風にしむら(同、桜井市)▽味の旅人 浪漫(同、奈良市)▽田舎茶屋 千恵(同、桜井市)▽イ・ルンガ(イタリア料理、奈良市)▽尾川(日本料理、大和郡山市)▽かこむら(同、奈良市)▽割烹 きた田(同、奈良市)▽川波(同、奈良市)▽清澄の里 粟(同、奈良市)▽玄(そば、奈良市)▽神戸亭(串揚げ、奈良市)▽お料理 枯淡(日本料理、奈良市)▽食の円居 なず菜(新日本料理、奈良市)▽ステーキ関(鉄板焼き、奈良市)▽蕎麦きり 彦衛門(そば、奈良市)▽蕎麦 菜食 一如庵(同、宇陀市)▽MASUDA(串揚げ、奈良市)▽万惣(日本料理、奈良市)▽ゆう座(寿司、奈良市)▽ラ・カシェット(フランス料理、奈良市)▽ル・ベンケイ(同、大和郡山市)


ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良 2012(AMAZON)
  ミシュラン編
  日本ミシュランタイヤ
昨日の奈良新聞(10/20付)に、日本ミシュランタイヤの広報部長(兼社長室長)森田哲史氏へのインタビュー記事が出ていた。見出しは「奈良にうまいものあり 外国人誘客に活用を」。聞き手は同紙経済担当記者の三浦孝仁さんである。かいつまんで内容を紹介する(小見出しは私がつけた)。

●車でゆったり奈良・大和路を
奈良の魅力は歴史・文化と豊富な自然にある。ヨーロッパ人はそんなゆったりとした環境を好む。ミシュランの本業はタイヤなので、ガイド本は車を持つ人の旅行を促す目的で発行している。奈良は観光地の間隔が空いており、素晴らしい顧客もいる。

●奈良に「おいしいものがないわけがない」
奈良の人から「奈良にうまいものなし」と言われ心配したが、これほど歴史・文化・自然が豊かな場所においしいものがないわけがない。実際、三つ星、二つ星を含め25軒に星がついた。「奈良にうまいものあり」の証だ。

良い例は奈良で選ばれたイタリア料理店(注:リストランテ・イ・ルンガ)だ。オーナーシェフ(注:堀江純一郎氏) はイタリア版で星を獲得しており、今回奈良でも選ばれた。世界と全く同じ選び方だったと言える。

ヨーロッパではガイドへの掲載の有無で店の売り上げが相当左右されるようだ。

●外国人客・欧米の日本駐在員の旅行に好影響
ミシュランガイドは英語版もある。近隣府県を周遊していた外国人観光客の中から、奈良に滞在する人が増えるとうれしい。

既存の観光地とは違うところに行きたいという人は多い。奈良の歴史・文化・自然に「食」が加われば効果は出るはずだ。アジアにも欧米の駐在員がたくさんおり、ガイドを誘客のツールとして利用してほしい。


以前、当ブログ記事「ミシュランガイド奈良のお店を勝手に予想!」に、接待人さんから、こんなコメントをいただいた。タイトルは「美味しい料理を」だった。言挙げするのではなく、「食通」の代表的な意見として、ここに紹介させていただく。

《初めて投稿させていただきます。よく接待や大事なお客様で美味しいお店を、奈良、大阪、神戸、京都と食べ歩いています。tetsudaさんには悪いのですが、安くて美味しい料理は、正直今までお目にかかった事がありません。すみません。正直、ミシュランの的確な調査方法、評価は間違いありません。私の予想は奈良は5~7星があればいいでしょう。星に選ばれたお店は、私的に間違いないと思います、10月が楽しみですね》。なお「5~7星」というのは、私が21か店の予想リストを載せたことに対する意見である。

接待人さんに限らず、これが「社用族」といわれる方の大勢意見だったと思う。このような意見は、おそらくひと昔以上前の実体験を踏まえたものだろうし、「接待に使える店」の絶対数が奈良には少なかったので、サンプル数も限られていた。しかし経験談だけに、なかなか反論しづらいところがあった。

それがミシュランのおかげで、決定的に流れが変わった。昨日も紹介したが、門上武司氏(「あまから手帖」編集顧問、フードコラムニスト)などは《「あまから手帖」が初めて奈良の店を特集したのは10年ほど前。それまであまり知られていなかったが、掘り下げてみたら非常にレベルが高くおいしい所があった。さらにこの10年で、奈良のシェフが大阪や神戸、海外のシェフと交流する機会が増え、作る人、食べる人とも飛躍的に進化した。食のイメージがなかったところにミシュランが注目した影響は大きい。まだまだ未開拓の部分もある。今後が楽しみだ》(朝日新聞10/19付)とコメントされていた。

門上氏が指摘されるように、最近は「食べる人」が進化している。単に「ごちそう」を食べるのではなく、料理の演出、地産地消や環境保護、健康への配慮、お店の雰囲気や料理人の人柄にまで、細やかに目配りがされている。作り手と食べ手が切磋琢磨して奈良の「食」のレベルが向上しているのである。

本体価格2,400円の値打ちは十分にある。あまり報道されないが、レストランだけでなく、お薦めの旅館・ホテルも掲載されている。皆さん、ぜひ『ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012』をお買い求めください!
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