tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

奈良まほろばソムリエのお宝話(2)「奈良はうまいものばかり」産経新聞夕刊(新関西笑談)

2013年12月04日 | マスコミに紹介されました!
一昨日に引き続き、奈良ソムリエのお宝話(産経新聞夕刊「新関西笑談」)の第2回(12/3付)のタイトルは《グルメネタは更新追いつかぬほど 本当は「奈良はうまいものばかり」。》です。全文を紹介します。

―ブログのアクセスは1日でどれくらいになりますか
鉄田 平成22年に平城遷都1300年祭があり、奈良に全国的な注目が集まりました。私のブログのアクセスも、ちょうど1日1300人になりました。最近では1800人、6千ページビューになりました。

―更新の頻度はどれくらいですか
鉄田 毎日です。欠かすことはありません。正直、毎日でも書ききれなくて時々1日2回更新します。会社から帰って下書きし、翌朝にもう一度書き直し。それでなんとかこなしている感じです。



写真は11/14の撮影

―銀行に勤めながらの毎日のブログ執筆は大変ですね。時間はどうやって確保しているのですか
鉄田 朝型なので、いつも午前4時半ごろに起きます。朝に書くと能率が高くて、すごく早く書けるんです。書いたら出勤します。土曜・日曜の週末で暇なときは、まとめて書くこともあります。ただ最近、週末もNPO法人の用事で忙しくなり、それもままならないです。

―よく材料が尽きませんね
鉄田 基本的にネタはいくらでもあります。書く時間さえあれば、材料は引き出しの中にいっぱい眠っています。奈良通の仲間からもいろんな情報が集まってくるんです。外でおいしい食事をしたら、やはり書きたい。1日に最低1回は更新しなければ、とても追いつきません。特にうまい食べ物は書かなければ、すぐに忘れてしまいますから必須ですね。

―書き尽くせないほどの材料に囲まれているわけですか
鉄田 それほど奈良は話題の宝庫だということです。昔、小説家の志賀直哉が「奈良にうまいものなし」と書いた話が有名ですが、それは昭和初期の話で、まったく気にする必要はありません。

―通説とは違うと?
鉄田 志賀直哉が書いた文章の全文を読めば「奈良にうまいものがない」ということではなく、結論は「奈良は非常にいいところだ」ということです。針小棒大に取り上げすぎだと思います。

―なるほど
鉄田 特に奈良ではここ10年ほどで、おいしいものを出す店舗が増えました。ミシュランガイドでも当初は25店、今年も19店が星印をもらっています。関西圏のグルメ情報誌「あまから手帖」は毎年、奈良特集を組んでいます。それほどおいしいものに恵まれているということです。「奈良はうまいものばかり」なのです。

―鉄田さんのブログがきっかけで繁盛した店もあると聞きます
鉄田 たくさんあります。お気に入りの和食の店をブログで情報発信したところ、東京の編集者がこれを見て取材し、雑誌で大きく取り上げられました。その結果、東京からのお客さんで繁盛したケースがあります。奈良にうまい中華料理店があると紹介しても、最初は信じてもらえなかったこともありました。(聞き手 植木芳和)



最後の話は、雑誌『サライ』(13年11月号)のことです。20ヵ所ほどのお店を紹介したところ、注目度の高い雑誌なので、東京圏を中心にたくさんの方がこれを読んで奈良を訪れ、奈良の「隠れグルメスポット」で食事を楽しまれました。ちょうど正倉院展の時期と重なっていましたので、相乗効果がありました。

奈良県下で「奈良にうまいものあり」という演題の講演をしますと、たくさんの人が聞きに来られます。「地元ばかりで話していてもいけないな」と思い、年明けには、東京の「奈良まほろば館」(日本橋・三越前)で、この話をする予定す。奈良は清酒の発祥地で、美味しい地酒も多いので、奈良の日本酒(180ml)を粗品として進呈する予定です。

さて次回(12/4付)は、会社のOBによるボランティア団体「ナント・なら応援団」の結成に至る背景などをお話しします。お楽しみに!
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