奈良県立美術館で開催されている特別展「籔内佐斗司展 やまとぢから」は、いよいよ今月15日(日)で閉幕する。まだご覧になっていない方は、ぜひお急ぎいただきたい。11月25日(月)には、高円宮妃も来館された。奈良新聞(11/26付)「やまとぢから咲いた 茂山組が新作狂言 高円宮妃ご鑑賞」によると、
県立美術館40周年記念特別展「籔内佐斗司展~やまとぢから」(奈良新聞社など後援)の開催に合わせた「やまとぢからフォーラム」が25日、奈良市春日野町の県新公会堂能楽ホールで開かれ、平成伎楽団茂山組の新作狂言「大和西瓜」が上演された。同展見学などのために来県された高円宮妃久子さまも鑑賞。県のマスコットキャラクター「せんとくん」の生みの親で彫刻家の籔内さんが、プロデュースした愉快な仮面狂言を楽しまれた。
新作狂言「大和西瓜」大蔵流狂言師・茂山千三郎さんの作。現在のスイカのルーツされる大和スイカが、大正時代に県農業試験場で品種改良されたことにちなんだ。千三郎さんらが、籔内さんデザインの仮面をかぶって出演。中国伝来の在来種と明治時代にアメリカから伝わったアイスクリーム種が、大和郡山の畑で出会って、おいしい大和西瓜が生まれる様子をコミカルに演じた。また、大和郡山市の源九郎神社ゆかりの白狐も登場。日本舞踊の花柳源九郎さんがが迫力のある踊りを披露した。
久子さまは籔内さんや新井正吾知事とともに鑑賞。籔内さんによると、久子さまは面白い場面では声を上げてお笑いになるなど、約500人の観客とともに楽しまれた様子だった。終了後、籔内さんの講演も行われ、「展覧会を通じて、日本文化の源流といえる『やまとぢから』を再認識してもらえば」と話していた。
高円宮妃もご覧になった「籔内佐斗司展 やまとぢから」は、とても興味深い展示である。奈良県立美術館では会場ところ狭しと、
■やまとぢからの童子たち:木彫作品を中心に構成
■平成伎楽団:伎楽団キャラクターと映像を中心に構成(写真撮影OK)
■籔内佐斗司が修復に関わった仏像や、東京藝大大学院生が制作した仏像模刻作品
など意欲的な作品群が展示されていて、見飽きない。また、こちらの割引券(PDF)を持参すれば、800円の入場料が600円になる。会期はあと10日。皆さん、奈良県立美術館へお急ぎ下さい!
県立美術館40周年記念特別展「籔内佐斗司展~やまとぢから」(奈良新聞社など後援)の開催に合わせた「やまとぢからフォーラム」が25日、奈良市春日野町の県新公会堂能楽ホールで開かれ、平成伎楽団茂山組の新作狂言「大和西瓜」が上演された。同展見学などのために来県された高円宮妃久子さまも鑑賞。県のマスコットキャラクター「せんとくん」の生みの親で彫刻家の籔内さんが、プロデュースした愉快な仮面狂言を楽しまれた。
新作狂言「大和西瓜」大蔵流狂言師・茂山千三郎さんの作。現在のスイカのルーツされる大和スイカが、大正時代に県農業試験場で品種改良されたことにちなんだ。千三郎さんらが、籔内さんデザインの仮面をかぶって出演。中国伝来の在来種と明治時代にアメリカから伝わったアイスクリーム種が、大和郡山の畑で出会って、おいしい大和西瓜が生まれる様子をコミカルに演じた。また、大和郡山市の源九郎神社ゆかりの白狐も登場。日本舞踊の花柳源九郎さんがが迫力のある踊りを披露した。
久子さまは籔内さんや新井正吾知事とともに鑑賞。籔内さんによると、久子さまは面白い場面では声を上げてお笑いになるなど、約500人の観客とともに楽しまれた様子だった。終了後、籔内さんの講演も行われ、「展覧会を通じて、日本文化の源流といえる『やまとぢから』を再認識してもらえば」と話していた。
高円宮妃もご覧になった「籔内佐斗司展 やまとぢから」は、とても興味深い展示である。奈良県立美術館では会場ところ狭しと、
■やまとぢからの童子たち:木彫作品を中心に構成
■平成伎楽団:伎楽団キャラクターと映像を中心に構成(写真撮影OK)
■籔内佐斗司が修復に関わった仏像や、東京藝大大学院生が制作した仏像模刻作品
など意欲的な作品群が展示されていて、見飽きない。また、こちらの割引券(PDF)を持参すれば、800円の入場料が600円になる。会期はあと10日。皆さん、奈良県立美術館へお急ぎ下さい!