tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

志津香の釜めし

2013年12月28日 | グルメガイド
奈良のうまいもの、といえば、まずは「志津香(しづか)の釜めし」である。近鉄新大宮駅から徒歩5分の「大宮店」と、奈良国立博物館前の「公園店」の2ヵ店を運営されている(小西店は、大宮店のオープンに伴い閉店した)。公園店の前はよく通るが、いつも観光客が列を作っている。先日、小雨の日に前を通りかかると、うまい具合に列がない。入店するとすぐに席に案内して下さった。ラッキー!



志津香のメニューはひと通りいただいたが、お薦めは断然「しめじ釜めし」1,050円である。しめじ、鶏肉、薄揚げ、三つ葉、こんにゃく、タケノコ、ニンジンなどの具材がたくさん入っていて、これが薄味のダシによくマッチしている。冬場はここにカキが入った「かき しめじ釜めし」1,470円が登場する。今回は、これをいただいた。



大きなカキが3つ、デンと入っている。これをしめじ釜めしに混ぜていただく。冷えた体にあつあつの釜めしがしみ込んでいく…。あぁ~美味しい。この店は創業50年なので、昭和初期に奈良に住んだ志賀直哉は、これを食べていない。食べていれば、彼の「奈良の食」のイメージが変わっていただろう。かえすがえすも残念だ。

志津香「公園店」は、観光シーズンには大混雑する。列に並んで注文して、そのあと米から炊きあげるので、長時間ロスすることになる。混みそうな時期は「大宮店」に回ることをお薦めしたい。
※公園店の食べログは、こちら。大宮店は、こちら
コメント
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