tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

奈良 地理・地名・地図の謎(実業之日本社)が、早くも増刷決定!

2014年03月16日 | 奈良検定
3/1に販売が開始され、3/12に記者発表を行ったばかりの実業之日本社『奈良「地理・地名・地図」の謎』(じっぴコンパクト新書)、早くも増刷が決定しました! つまりは初版の売れ行きが絶好調だということです。こんなに早い増刷は、過去(京都、東京、大阪、北海道)には例がないとのことです。

本書を読まれた方からは「地元にこんな不思議な話があったとは、知らなかった」「1項目が見開き2ページにまとまっているので、とても読みやすい」「たくさんルビが振ってあるので、ストレスなく読める」「この本で奈良に興味を持った。ぜひ奈良検定に挑戦したい」というお声をいただいています。

 奈良が分かる絶好の手引き書!

 奈良「地理・地名・地図」の謎
 NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」監修
 実業之日本社(じっぴコンパクト新書) 762円

これまで奈良県の歴史や社寺などについては小難しい本がほとんどで、とっつきにくい印象でした。しかしこの本は楽しいネタが満載で、しかもNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が監修していますので、正確に記述されています。まだ゜お読みでない皆さん、ぜひご一読ください!
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奈良は清酒発祥の地(「奈良まほろば館」特別講話)

2014年03月15日 | 奈良にこだわる
2/24(月)、東京・日本橋三越前の「奈良まほろば館」で、「まほろばソムリエの深イイ奈良講座・特別編」として「奈良とお酒の深イイ関係を解き明かす!」という講座を実施した。奈良が清酒発祥地であること、今も奈良酒はとても美味しいということをPRするのがねらいだった。同館のHPには
※私が写っている写真は、同館のK課長に撮っていただいた


杉本社長の写真は、私が撮影した

奈良は清酒の発祥地。奈良通・酒通のお2人を講師に迎え、日本酒の歴史・製法から選び方まで、存分にウンチクを語っていただきます。奈良の銘酒(180ml)1本のプレゼントなど、サプライズあり!

1.日時・演題
 平成26年2月24日(月)14時00分~(1時間半程度)「奈良とお酒の深イイ関係を解き明かす!」
2.講師
 鉄田憲男氏(NPO法人奈良まほろばソムリエの会専務理事)
 杉本憲司氏(有限会社ももたろう取締役社長)




と、紹介していただいた。歴史は私、製法や選び方・飲み方は有限会社ももたろうの杉本社長、という分担だ。講演会場での試飲、お土産(カップ酒)、日本酒造組合中央会から苦労して取り寄せた各種資料の配布などの特典もつけた。参加費用は、資料代として@500円。「平日なので、参加者が集まるかな」と危惧したが、募集を開始してまもなく定員(70人)に達し、とても驚いた。

当日は、杉本社長のお知り合いの女性がお2人、手伝ってくださった。お1人は都庁の職員さん、もうお1人は「大倉山 Dining&Bar Kinaco」(横浜市港北区)のオーナーさん。「Kinaco」に置いている日本酒は、すべて奈良のお酒だそうで、これは一度お邪魔しなければ…。



試飲に出したお酒は美吉野醸造(吉野郡吉野町六田 )の「吟のさと しぼりたて」、プレゼントしたカップ酒は奈良豊澤酒造 (奈良市今市町 )の「黒松 貴仙寿」(180ml瓶)で、いずれも評判は上々だった。1階の販売店に用意していただいた奈良酒も、売れに売れた。当日の模様は、奈良新聞(3/11付)に「奈良は清酒発祥の地 東京でまほろばソムリエ講座」として紹介された。



以前、私がFacebookに「奈良は清酒発祥の地」と書いたところ、多くの方から「初耳だった」という声を聞いた。しかも伊丹市に「清酒発祥の地」という記念碑があるというニュースも飛び込んできたので「これはいけない」と、東京での奈良酒講座を思い立った。山と渓谷社刊『奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック』の「清酒」(特産品)には、

酒の歴史は古く、平城京から出土した木簡にも造酒のことが書かれている。長い間濁り酒だったが、室町時代に清酒が造られ、この上が無いと「無上酒」とまで呼ばれた。この清酒を造ったのが正暦寺(しょうりゃくじ)。日本の清酒の起源はここから始まる。「菩提酛(ぼだいもと)」と呼ばれる酒母は奈良盆地の米、菩提山川の清らかで豊かな水によって生まれた。

戦国時代はかなりの量が造られ、武将たちは競って求めたという。武田勝頼を滅ぼした徳川家康を信長は「南都諸白」でもてなし、秀吉が吉野山で花見の宴を張った時も「南都諸白」。奈良正暦寺の僧房酒は天下一の酒として知られていった。近年、昔ながらの酒母造りが正暦寺で復活、「菩提もと」を使った地酒が造られている。


正暦寺は奈良市菩提山町にある古刹で、境内は「錦の里」と呼ばれるほどの紅葉名所だ。奈良市は「日本酒で乾杯条例」を作るほど、奈良酒の普及に力を入れている。今回の講座は、「毎年恒例の行事にしてほしい」という声が上がっているので、ぜひ継続したいと思っている。

杉本社長、K課長、大変お世話になりました、有難うございました!

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 奈良が分かる絶好の手引き書!

 奈良「地理・地名・地図」の謎
 NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」監修
 実業之日本社(じっぴコンパクト新書) 762円
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梅は咲いたか♪~ 月ヶ瀬梅林、片岡梅林、みんぱく梅林…

2014年03月14日 | 写真
「梅は咲いたか」は、江戸端唄の出だしの部分である。「梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳なよなよ風次第 山吹ゃ浮気で 色ばっかり しょんがいな~♪」と続く。







寒い日が続いたと思ったら急に暖かくなったり、と気温が安定しないが、ええ古都なら(南都銀行の観光サイト)を見ると梅の開花状況(3/12現在)は、菅原天満宮(奈良市)とみんぱく梅林(大和郡山市の大和民俗公園)が「見頃」、片岡梅林(奈良市の奈良公園)が「5分咲き」、月ヶ瀬梅林(奈良市)は「3分咲き」といったところだ。
※当ブログ「月ヶ瀬梅林の見ごろ速報」も、ご覧ください



昨日(3/13)、県庁横の「奈良県文化会館」を通りかかると、春雨に打たれながら、梅が「7分咲き」だったので、何枚か写真を撮ってきた。今月に入ってデジタル一眼レフを購入されたばかりの若林稔さん(今井町町並み保存会会長)が、きれいな写真をFacebookにアップされているので、私も花の写真を撮りたくなったのである。




こちらは馬酔木(あしび・あせび)。奈良地方法務合同庁舎(奈良地方検察庁)の庭で

雪中梅ならぬ「雨中梅」も、風情があって良いものだ。何より、花粉の飛散量が少なくなるのが有り難い(おそらくPM2.5も)。梅が咲いたら、次は桜。今のところ関西では3/29に開花、4月の1週めが見頃、といった予報が出ている。いよいよ今日でお水取り(東大寺二月堂修二会)もおしまい。いよいよ本格的な春の到来だ。

[ P R ]
 奈良が分かる絶好の手引き書!

 奈良「地理・地名・地図」の謎
 NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」監修
 実業之日本社(じっぴコンパクト新書) 762円
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奈良「地理・地名・地図」の謎を記者発表!

2014年03月13日 | 奈良検定
昨日(3/12)は午後から休暇を取り、奈良県庁の文化記者クラブ(奈良県文化教育記者クラブ)で『奈良「地理・地名・地図」の謎』(実業之日本社刊)の発売に関する記者発表を行った。監修にあたったNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の小北博孝理事長、豊田敏雄理事(広報グループ担当)と私、そして版元の田口卓主任が出席。写真撮影は長岡光彦さんにお願いした。版元のニュースリリースによると、

 奈良が分かる「知的ガイド本」!

 奈良「地理・地名・地図」の謎
 NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」監修
 実業之日本社(じっぴコンパクト新書) 762円

NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」監修の書籍が発売!
~「地理・地名・地図」からわかる意外な歴史を紹介して人気の新書シリーズに「奈良県」版が登場!~

いま、いちばん元気な新書「じっぴコンパクト新書」(実業之日本社)。そのなかでも「京都」「東京」「大阪」「北海道」と都道府県の意外な歴史を紹介して人気シリーズとなっているのが、『「地理・地名・地図」の謎』です。今回いよいよ奈良県版を出版するにあたり、監修を担当したのが「奈良まほろばソムリエの会」です。奈良を愛し、奈良を知り尽くす同会の尽力を得て、奈良県民も思わずうなる内容となっています。シリーズ第5弾目となる『奈良「地理・地名・地図」の謎』、ぜひご紹介いただけると幸いです。



奈良県民も驚く知的ガイドブック!
[内容紹介] 
「東大寺に神社の注連縄がかけられている門がある!」「大和と難波を結ぶ、地図に隠された巨大な道があった」「なぜ、平城京には大極殿の跡がふたつもあるのか」「日本最古の道『山の辺の道』は、なぜ曲がりくねっているのか」「日本最古の地名『忍坂』が統治機構の名前になった?」「ピアノ所有率全国トップクラスなのには地理的理由がある!?」……など。古刹に残された謎、古代王朝から伝わる信仰など、意外な歴史のエピソードを中心に集め、奈良県の「今」もわかってしまう一冊。奈良県民も驚く、観光するだけではわからない雑学ネタ満載の本。



[監修者紹介] 奈良まほろばソムリエの会
奈良のご当地検定「奈良まほろばソムリエ」検定の最上級である「奈良まほろばソムリエ」資格を取得したメンバーが中心となって発足した「奈良通」の会。2011年4月に発足、13年2月にNPO法人化。会員数は約250名。奈良を愛する者の熱意と知識・経験を活かし、様々な活動に取り組んでいる。



[概要] 
書名:奈良「地理・地名・地図」の謎
副題:意外と知らない“まほろば”の歴史を読み解く!
監修:奈良まほろばソムリエの会 発行:実業之日本社
判型:新書判 頁数:208ページ  定価(本体762円+税) ISBN 978-4-408-45486-3




今朝(3/13付)の奈良新聞でも、大きく紹介していただいた。記事には小北理事長の「全部読めばちょっとした『奈良通』になれる。奈良検定の参考書にも最適で、検定の受験者の増加につながれば」というコメントも掲載された。また《内容をチェックするだけでなく、独自の項目も提案。「奈良の土地が生んだ3つのことわざ」「平城ニュータウンに『右京』『左京』など歴史的にあり得ない町名があるのは」をはじめ11項目が採用された》とも。

今回の監修作業は、約20人の会員が担当した。その総元締めが、今回の会見に出席した3人である。「監修」というと、完成品を読んで朱を入れる、というイメージだが、今回はそんな生やさしいものではなかった。



東京の(複数の)ライターさんが、取り上げたい項目を抽出してくる。それを当会が取捨選択し、さらに新たな項目を付け加え、78項目に絞り込む。それら項目の「要旨」が送られてくると、それに当会が手を入れて方向性を示す。そのあと順次本文が送られてくるものを2度、3度とチェックをかける。私は11月からお正月明けまで、ほとんどの休日をこのチェック作業ととりまとめ作業に費やした。

奈良は他府県と違い、神話時代からの歴史があるので、分野も時代も多岐にわたり、また根拠の判然としないものが多いので、チェック作業は並大抵の苦労ではなかった。それだけに、出来上がった喜びはひとしおである。先行の「京都」「東京」「大阪」「北海道」の監修者は個人(大学教授など)ばかりで、団体が監修するのは今回が初めてだそうだ。


同じ部署のOくんが、イオンモール高の原で撮ってきてくれた

版元によると、初版は1万部刷られ、売れ行きは好調とのこと。この分では、増刷になるかも知れない。会見では「続編は?」との質問もあったが、ネタは十分にあるので、あとはこちらの体力勝負である。産経新聞に連載の「なら再発見」も、秋には100回を超えるので、こちらも本に出来そうだし…。

県下書店の店頭には、この本が山積みされている。皆さん、どうぞお読みいただき、奥深い奈良の魅力を知ってください。そして、奈良検定にもチャレンジしてください!

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観光力創造塾(第1回)、いよいよ3月19日(水)開催!(2014Topic)

2014年03月12日 | お知らせ
「第1回観光力創造塾」(南都銀行主催)は、いよいよ3月19日(水)に開催されます。今後、半年に1回程度開催される観光振興に関するセミナーの初回です。参加無料・申し込み要・先着順です(定員=150名)。たくさんの新聞で紹介していただきましたが、まだ少し席があります。

基調講演は、もと岐阜県観光交流推進局長の古田菜穂子さん(現・顧問)、パネラーは鷲見哲男さん(奈良市観光協会専務理事)、中野聖子さん(ホテルサンルート奈良社長)、山城満さん(南都経済研究所主席研究員)という豪華メンバーで、コーディネーター(司会)は私が担当します。
南都銀行のニュースリリース(PDF)によると、

南都銀行(頭取 植野康夫)は、国内や海外からの宿泊観光客を奈良県に誘致するため、観光関連事業を営まれている方などを対象に「観光力創造塾」を継続的に(年2回程度)開催します。第1回のテーマは「本気で観光、頑張りますか?」で、県下のホテル・旅館、土産物店や、自治体の観光関連部署、観光協会などの観光関連団体等に参加を呼びかけます。
詳細は以下のとおりです。たくさんの方のご参加をお待ちしています。

【 第1回「観光力創造塾」の概要】
・日 時 : 2014 年3 月19 日(水)13:30~16:30(受付開始:13:00)
・会 場 : 奈良商工会議所 5階大ホール(近鉄奈良駅下車 徒歩2分)
・テ ー マ : 「本気で観光、頑張りますか?」
・対 象 者 : ホテル・旅館、土産物店や、自治体の観光関連部署、観光協会などの観光関連団体、
観光に関心のある大学生など
・参 加 料 : 無 料
・定 員 : 150名(先着順。定員に達し次第、締め切らせていただきます)
・内 容
第1部
基調講演「感動資源を観光資源に!~なぜ岐阜県が、インバウンドでトップクラスの伸び率を
実現できたか?~」
講 師 古田菜穂子氏(岐阜県観光交流推進局顧問/プロデューサー)
第2部
パネルディスカッション
パネラー
古田菜穂子氏
鷲見 哲男氏(公益社団法人 奈良市観光協会 専務理事)
中野 聖子氏(株式会社 ホテルサンルート奈良 代表取締役社長)
山城 満 氏(一般財団法人 南都経済研究所 主席研究員)
コーディネーター 鉄田 憲男 (南都銀行 バリュー開発部 観光企画室)
・主 催 : 南都銀行
・協 力 : 一般財団法人 南都経済研究所
※お申込方法: 南都銀行本支店に備え付けのチラシ(PDF)裏面の受講申込書をご利用ください。


お申込書は同行のサイト(PDF)でも取っていただけるし、南都銀行の本支店にも現物が置いてあります。FAXで送っていただいても結構ですし、店頭での手渡しでも受け付けます。お電話でのお問い合わせは、同行バリュー開発部(0742-27-1558)へ。

皆さん、どうか奮ってお申し込みください!

[ P R ]
奈良が分かる絶好の手引き書!

 奈良「地理・地名・地図」の謎
 NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」監修
 実業之日本社(じっぴコンパクト新書) 762円
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