この橋を見ると、なんでここまで頑丈につくる必要があったんだろうと不思議な感覚になる。
部材の太さとダークグリーンの色のシブさは、対抗できるモノを見せてもらおうかと言ってるようにさえ思う。
対抗できるとしたらと考えるとエッフェル塔を思いだす。
近鉄澱川橋梁で検索すると詳しく出てくるけれど、貴重な文化遺産でもあるようだ。
昭和初期着工で、部材は大半をアメリカ鉄鋼メーカーに発注したものだという。
太平洋戦争では京都でも小規模の空襲があったのだが、大規模空襲を予定したとしても、この鉄橋だけは爆撃するなという指令になっただろう。
この土手を一度歩いてみたかったのが、ようやく実現した。