初めて聞く名前の木だったので調べてみると、ブルーベリーのような食べられる実がなって、小小坊と書くのだとwikiが教えてくれる。
パソコンの変換では南燭という漢字がすっと出てきた。
燭は『しょく』でともしびのことだから、『なんしょく』と引いてみても、難色やら何色やら何食やら男色やら・・・南燭と小小坊には辿り着けなかった。
言葉遊びはこれくらいにして、このしゃしゃんぼは立派に育っていて、宇治市名木百選に選ばれたエリート。
今まで、『あれまこんな所に・・』という山の中で立て札を見たこともあるけれど、たいていは神社仏閣の地に育っている大樹が選ばれているのだ。
それで、このしゃしゃんぼは『犬の連れ込み禁止』の神社境内にあった。
立て札の横のひょろっとした木ではなくて、しめ縄のある方だろう・・当然ながら。
これだけの大木で、神社にあって登ることもできないとなると、この実はヒヨドリやカラスの絶好の餌となっているだろう。
その時期に実が自然落下するのであれば、シートなど広げて待ち受けたいと想うけれど、見咎められたりするんだろうか?
よその神社にあった宇治市名木百選の椎の実は拾い集めて食べたことがある。