宇治川土手のあまり人通りのないところで見ることができました。
流れが速い浅瀬を上流へと向かっていました。
雛を何度数えても正確につかめなかったのですが6羽か7羽。
立ち止まってカメラを取り出した私に母鴨は気づいて岸辺に避難しました。
河川敷の薮に切れ目があったので、土手から降りてそこに行ったらすぐ近くで丸見え。
親子はあわてて、流れの速いのもかまわず岸から離れていきましたが、ついついパパラッチのように追い回してしまいました。
母鴨は当然ながら子を見放して飛びたつようなことはしません。
かわいそうだったかも・・パパラッチの気分も少しわかりました。
子どもらは母の背にピタリとくっついて、親子一体一匹の生き物のようでした。
ツバメやスズメのように、カルガモも人の生活圏で絶妙な距離を保って子育てをしている気がします。
前者二つほどべったりではないけれど、毎年散歩中に水辺の何カ所かで子連れの母鴨を見ます。
トンビにさらわれたりカラスに襲われたりして全員は無理かもしれないけれど育って欲しいと、カメラで追い回したくせに思ったり・・・。