迷い込んだ路地に、この看板があった。
思いつくままに書くと、この零細業者に迷惑がかからないとも限らないので、あらかじめ屋号上部を黒塗り画像処理してみた。
この絵に、何かしら、ふさわしくないものを感じるのだ。
シルエットだから表情は見えなくても色々と状況を想像できそうだ。
人間が鹿に『よしよし、今のままの姿を剥製にしてやるからな』と話しかけてる姿にも見える。
生前は、飼い主と家畜としての深い交流があったとしよう。でも死後のことは死後に決めて欲しいなどと想像する訳である。
でも、この人と鹿の交流をかたわらで見てきた人が、『人間同士以上の深いつながりのあったこの一人と一匹を生前のままに遺したい』と考えて、このシルエットのような剥製を作らせたとしよう・・・法律の壁があって、人の方はできないんでしょうね。
古代エジプトの技術に現代技術を上乗せしたにしても、レーニンやホーチミンが生前の姿で眠っているように、このシルエット通りに作ることは実際上できないんじゃないですか?! はくせい屋さん!