1週間前に、いつも運転している車の異常に気づいた。
何となくハンドルに違和感があって、周りに気を付けつつハンドルから手を離してみると、ぶるぶる震えていた。
色んなスピードで試してみると、速いとぶるぶる、遅いとぶるっぶるぅ、止まると止まる。
仕事に使っている車なので、オイル交換は理想的交換走行距離3000kmの2倍を越えないように気を使っている。
10日程前に前回から6000kmを越えてしまったので換えたばかり。
オイル交換でこんなにも軽い走り方になるのかと今さらながら感じていたのだ。
その交換時に遠出をするからと空気圧とタイヤの点検をしてもらったのに、それが逆に作用したのかと車屋さんを疑ったりもした。
それで、車屋さんに電話してみると、前輪タイヤにふくれている箇所はないかと言い、たぶんタイヤの6枚貼り合わせの層のどこかが少し剥がれたのではないかとのこと。
電話はハンズフリーをキメていたので、走行中に話したのだ。
あまり緊迫感のない受け答えだったので、そのまま走り、帰宅してからタイヤを見て触って撫でてみた。
ふくれていないではないか・・気温も猛烈に暑いけれど、走った後のタイヤは触れない位に熱いので、嫌々ちょっとだけだったのが素人の浅はかさ。
何となく気にしつつ、けっこう往復100km越えのやや遠出なんかもこなしてから、やっぱり気になって仕方ないので、昨日車屋さんに行って診てもらった。
ジャッキで前の方をきゅっきゅっと上げて、片方のタイヤを手で回してみて、やっぱりふくれてますゎと言うんである。
私のイメージではふくれているというのは頭のタンコブみたいな感じを思っていたので見逃していたのだ。
回しながらじっと見ていると、確かにゆるい山ができる。
ふくれ方は、山形と言うよりわずかな丘陵形の感じだった。
少し話しをしてから、耐久性や危険性や経済性などを考慮したうえで、ふくれたタイヤはスペアタイヤにしておき、使用する2本の前輪タイヤを新調する時期に、2本の内のマシな方をスペアタイヤにするということに決める。
後輪はダブルタイヤでサイズが違うし、前輪タイヤはめったにパンクはしないので、した時はした時のこと。
それにしても、車屋さんを疑ったりしてゴメンと口には出さなかったけれど、プロは違うなぁと思った次第。
不審に思っていた間に車に詳しい人に聞いてみたりもしたけれど、原因はわからなかったのだから、やはりプロに任せるのが一番・・・セミプロは駄目ということで画像とようやく繋がった。
昨日の京都は38.3℃を記録したが、今日から暑さも和らぐそうで、今朝は早よからカナカナがさっきまで鳴いていました。