この辺りの林道に不法投棄が急に増えたことがある。
それはリサイクル法が出来て、家電の一部が処分するのにも有料になった時だった。
不法投棄と言うよりは無法投棄という感じで、細い道の所々に設けてあるすれ違い場所に、たとえばブラウン管テレビが一台ころげられていたとすれば、しばらくすると洗濯機から電子レンジから引っ越しゴミまであらゆる家庭ゴミが一杯に捨てられることになる。
呼び水の一発目も悪いけれど、連れション便乗組も悪いのだ。
それにしてもこの看板の熟語は見た目威圧的で、喚起力はありそうだ。
熟語というのは熟してこその羅列だが、教訓が込められていないと四字熟語とは言わないのだろうか?
不法投棄と監視路線の間にちいさく厳罰必至とか遺棄不許とかを挟んでおいたら良かったかも知れないのに・・と思う。
不法投棄と監視路線のあいだに、厳罰必至と遺棄不許という子どもの出来た家族が手を繋いでるなんてのはブラックユーモアとして通じないだろうか・・・?