人の住まない生家の庭にあるトチ(栃ノ木)の切り株に生えたキノコです。
子どもの頃はいびつなトチの実が欲しくて、この木のある隣家の庭にこっそり拾いに行ったものでした。
尻に穴をあけ、中の実を釘でほじくりだし、根気よく皮だけにするのです。
そしてビンの口に唇を当てて音を出す要領で鳴らすと『ピョー』と甲高い音がでる、その作り出す技と音を競いました。
今はトチの実を欲しがる人も無く、落ちた実から芽がたくさん出るし、大木になり過ぎ、枯れ葉もやっかいになったので、一昨年業者に頼んで切り倒してもらったのです。
このトチは隣家にあったトチの木の子ですが、切り倒されて親元の隣家の薪になりました。
ちかごろ田舎では薪ストーブが流行です。
どんどん話しがずれて、書こうと思った当初のものから離れていきます。
画像のキノコはあきらかに違う種類が同じところから出ています。
菌類は地下で勢力争いというか、縄張り争いをしないのかな?
胞子という小さなものが一粒でもあれば、そこから生えるのかな?
私のイメージでは、キノコは菌糸が土中や腐木中ではびこり、出て来るキノコは花のような存在だから、異種が同じところから出てくるのは無さそうに思うのですが・・・
キノコに寄生するキノコもあるのかな・・・などと想うだけで調べるのは面倒だから疑問は疑問のままで記憶から薄れていく運命です。