鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

プロ仕様の草刈り機

2014年07月11日 16時50分38秒 | 仕方


ホームセンターなどの量販店で売られている品物とはグレードが違うのだという説明を受けて、ついつい買ってしまったのがこれ。

地域森林組合の購買部にわざわざ出向いたのは、10%割引券を利用しようと思ったから・・・。

ホームセンター仕様という物があるそうで、同じように見えるのに2倍ほどの値段なのだ。

回転部分のパッキンが良質だったり、細かい部分でモノが違うし、作動時の振動も抑えられているし、保証もしっかりしているというのです。

初めて使うものだし、試運転も使用説明もしてもらいました。

空き地や川の土手で、この手の機械を使って草刈りをしているシーンは何度か見ているし、自分だって直ぐにやれると思っていたのです。

説明を受けて驚いたのが、刃の回転が電動ドリルやベビーサンダーなどとは逆だということ。

そして回転刃の取付けネジも逆回しのいわゆる逆ネジなので、たとえ取付けネジの締め方が甘くても、仕事中に締まっていく仕掛け。

これは国際的標準規格なのかな? とにかく刈るのは鎌と同じやりかたで、右から左に薙ぎ払うのだと解った。

エンジンは2サイクルで、混合比は25:1よりも、50:1が機械にも使用者にも優しいとのこと。

オイルは扱ってるがガソリンは売っていないとのことで、これは割高だけれどはじめから混合した燃料をホームセンターで買うことにした。

なぜか40:1のしか売っていなかったけれど、2L入りを3缶買った。

幸いだったのは、草刈り機経験のある古い友人が手本を見せてくれたばかりか、全面積の半分ほどをやってくれたこと。

話しが後先になりましたが、雪解け5月当初から伸びっぱなし草ぼうぼうの我が生家の周り、数百坪の草刈りが目的で4日間帰省したのです。

簡単に考えていて、草刈りと他にも3件やることを決めてのことでしたが、大工仕事は時間がなくて今回は断念。

一番イメージトレーニングをしていった木登り仕事は、やりかけましたが体力が衰えていたのと少し練習と馴れが必要だとわかり、危険を感じて断念。

木登り器の使用説明YouTubeを観ただけではできないと思い知らされました。

実はまだ肩が完全には治っていないせいでもある・・と負け惜しみ。

戻ってからいろいろ想うに、ちょっとしたコツがあるのではないかと・・・安全だと思って無意識的にガニ股になったのが、力学的に間違いだったのではないかと・・・常に土踏まずから意識がそれないようにすべきなのだと・・・ちょっと体重を落し気味にして若い時分の腕力に戻さないといけないな・・・などと思った次第。

それにしても物事、頭だけで考えてうまくいく場合もあるけれど、木登りも草刈りも経験が大事だとわかった。

草刈りは1回入れた燃料が切れるまで1時間余り無心にやる・・・とても良い経験だった。

成り行きで買ったこの機械も正解だったし、何といっても、さりげなく誘ったら遠路はるばる来てくれて3日間も仕事をしてくれた友人にひたすら感謝だ。

庭石や切り株が1m以上も伸びた草の中に隠れていて危険なので、チップソーの金属刃をやめて、自動的にナイロンヒモが出てくるのでやってみたり、庭石を避けるガードを買って試したりしながら目標面積をやり遂げることができた。

画像の青いタコ足状のものがチップガードという商標の優れもの。

またお盆にやるつもりだけれど、いくら伸びていようが、おじけずベテランの雰囲気で直ぐ取り掛かれるだろう。

屋根の雪下ろしと同様、宿命づけられた無駄骨なのだけれど、やるしかない。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする