鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ひょうたんから駒を熱望する  その1

2014年07月28日 10時54分43秒 | 懐疑・猜疑・疑義



画像のテレ番にあるNHKスペシャルを観て想ったことが三つある。

①えん罪の成立する構図に似ている。
②無責任共依存関係の結果なのか。
③ビューティフル・マインドというアメリカ映画に似ているかも知れない。

今回は①だけ書いてみよう。

小保方さんは狂言を語っていたわけではないだろうと思う。ハーバード大学で著名な学者から大事にされ、彼からアイディアを授けられていて、心底真剣に取り組んでいたのだろうと思う。

それを善しとして、科学論文の名人である理研副センター長が敏腕弁護士として登場したのだ。あるいは凄腕検事としてかも知れない。小保方さんを持ち上げたように見える人たちは皆がどちらかを担ったように思われる。

小保方さんにすれば、科学者としては若輩の自分をこんなにも立ててくれるのだから、自分は本当にすごいことをしたのかも知れない、ちょっと不正確だし、まだ結果が出ているとはいえないけれど、後からだって間に合うだろうし、皆の期待に添うようにデータの辻褄を合わせておこう・・・と考えたのかも知れない。後先が逆になっても、今まではこれでやってきて、何ともなかったんだから・・・

すごい学者達皆が期待したり喜んだりしてるのに、いまさら『実験ではまだちょっと・・』なんて言えないじゃないか・・・STAP細胞という事件はあったのだ。こうなって欲しい、こうあるべきだという実験結果は、後からだって出来ちゃえば結果オーライなんだから・・・

このドキュメンタリーの構成を見る限り、視聴者にはこのように感じさせたいという流れだ。

でも、1%でも可能性があれば、それは検証すべきだし、本当の結果はわからないという部分もおさえてある。

ひょうたんから駒が出て欲しい・・・小保方さんのあの映像が忘れられないのだ・・。

『STAP細胞は・・在りまぁす!』
コメント (4)
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