昨日、散歩コースの細長い公園内にこれが咲いていた。御衣黄かと思ったら、名札に黄桜と書かれていた。丁度今この時期におこなわれている大阪造幣局の通り抜けに行ったことがあるので、様々な遅咲き珍種を見たが、御衣黄はその時に知り、その後北野天満宮近くの平野神社でも名が書いてあって咲いているのを見た。名と花が一致して記憶している数少ないウチの、これは間違いなく御衣黄だと思った。
それなのに黄桜と書いてある。黄桜も確か造幣局通り抜けで見た筈だけれど、印象に残っていない。伏見の黄桜酒造見学会に行ったときにも広場にあったが、秋だったので花はなかった。黄桜と言われれば、『まぁそうですが・・どちらかと言えば地味に薄緑?』という色合い。華やかなソメイヨシノ(染井吉野)が満開を過ぎて少しきたならしくなったのを見定め、咲き始めたフシがある。毛色が変わってるのもいいね・・と思わせ気を引く魂胆か。