小学校の校門横にこれが咲いている。最近よく見るようになった。というより、よく気づくようになったのかも知れない。遅咲きで、色が濃くて、チアリーダーのボンボンみたいに華やかで、葉っぱを脇役としてにごにぎしい。こういうぽってりとした桜を、私の田舎ではモチザクラと呼んでいた。餅みたいだからか、持ちがいいからか。
花びらが噴き上がらない噴水池に散っていた。品種改良されたサトザクラの一種なので藤原道長の時代にはなかったはず。校門横道路側のこの少し不思議な標識は再利用されたためか、文字がダブっている。はげかかっている薄い文字は『文化財をたいせつに』と読める。透かし読ませる技だろうか。画像は一昨日(4/21)撮影。